校区の概要

　本校は，明治５年に古高松妙覚寺に仮校舎を置いたのが始まりで，明治１９年には屋島小学校と校名を改称した。それから数え，またいくつかの変遷を経て，現在に至っている。
本校区は，昭和１５年２月高松市に合併以来，市の東北端に位置し，天下の景勝屋島を中心とした溶岩台地の山麓に広がる丘陵地にある
　地域は源平の古戦場や屋島寺を中心とした史跡，溶岩台地の屋島・瀬戸内海国立公園等，歴史的・地理的景観にも恵まれている。このような環境のなか，地域住民も子どもたちに学びの環境「総合的な学習の場」を提供して積極的に支援をしている。また，保護者の教育的関心も極めて高く，ＰＴＡ活動を中心に学校支援に積極的に参加している。静かで落ち着いた環境のなかで，児童は明るく素直で伸び伸びと成長し，友達にも優しく，多くの者が積極的にボランティア活動などに取り組んでいる。
　平成23年には，3.11の東日本大震災後，人との繋がりや地域との枠の大切さを感じて発足した「絆プロジェクト」の活動の一つとして，子どもたちから募集した「屋島の詩」をもとに「屋島讃歌」が完成。創立125周年記念絆コンサートで全校児童と保護者と共に歌い，全校生や鑑賞していた地域の方々の心に響いた。平成25年には、「古代山城サミット高松大会」において6年生が総合的な学習の成果を発表した。例年、屋島登山を核として児童の自主的な縦割り活動を重視し、大きな成果を得ており、昨年度は、野口健氏を迎え、瀬戸内海国立公園指定８０周年記念行事とタイアップして第1回「屋島総まつり」を実施した。
　平成２７年１０月には、第23回全国生活科・総合的な学習教育研究協議会香川大会の会場校として、3年間の研究の成果を発表した。また、6年生は香川県小中学校総合文化祭で郷土芸能について発表を行った。平成２８年は、教育課程研究指定校事業指定校として前年度の研究成果を踏まえ、教育目標である「夢に向かって自ら学び，心豊かでたくましく生きる児童の育成」への教育実践に取り組んだ。

学校経営方針
令和4年度　屋島小学校　グランドデザイン

　屋島小学校いじめ防止基本方針