校長室の窓から 11月30日
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  三人の女性タレントが東京からさぬきうどんを食べに来ている様子がテレビ放送されていた。こちらはどこのうどん屋がどんな風に取り上げられるかに興味があって見ていたら、三人ともうどんを食べながら「うめー!」「うまい!」と大声で連呼する。(今時のタレントだからしかたないのか)と思いつつ見ていたら一人が「私はダンナから“うまい!なんて言うなよ”と言われているの」と言った。それを受けて「そうなんだよね。でも“おいしい”なんて言ってるとお金にならないもんね。仕事が来なくなるもんね」とお笑い系のタレントが援護射撃をして、三人の「うまいー!」は続いた。お代わりをしたタレントは“あまりのおいしさに”と席に戻る途中で歩きながら食べていた。
 こんなのは個性の表現でも斬新な演出でもなんでもない。視聴率稼ぎ、つまりは拝金主義のなせる業で、それを見抜いた上で楽しむのもいいかもしれない。しかし、つくづく子どもたちには見せたくないと思う。検証が難しいことを盾に、有害な報道が年々エスカレートしている。その悪影響を国中の生徒の変容をみて感じている。社会全体の子どもが育つ環境にもっと教育的配慮が欲しいと強く思う。