校長室の窓から 9月7日
ホームページメニュー  
バックナンバー  
      
  モンスター・ペアレンツという言葉をよく耳にするようになった。「学校に理不尽な要求をしてくる怪物のような親」を意味する和製英語だ。「給食費を払う奴はばかだ。義務教育だ。払わなくても先生は食わしてくれる」「息子が石を投げてガラスを割ったから修理代を払えだと。投げられる石が校庭にあるのが悪い。学校の責任だ」恐らくその背景に、給食費や修理費を払わないまま逃げ切った多くの親たちがいる。実は本人も非を認めているが、周囲から(怒鳴りつけて追い返したら払わなくてすむ)ことを学び、得しようとしている。しかし学校や教育委員会側は、(もう泣き寝入りは嫌だ)と攻勢に転じている。
 一方、教師も、親側から見ると納得いかない指導をしているケースがある。「そんなつもりでは言っていない」と説明しても「そうとしかとれない」という言葉がある。国分寺中学校の親と教師は、相手をねじ伏せるためでなく、(話し合えば通じる部分はあるし、解決策をとることができる)というレベルにたどり着ける話し合いをしたい。お互い(自分の非はさておいて)始める対話に実りの季節は来ない。
 私に2通の手紙が、つい先日届いた。学級担任と部活動顧問の仕事ぶりを褒め称え、感謝の気持ちをのべた礼状だったので全職員に紹介した。親が教師に、教師が親に感謝する姿を生徒に見せたい。