三泊四日の五色台集団宿泊学習を終える、「自然の家」での退所式で「あなたたちのこの四日間は、いい意味で点を付ける必要がないと思いました。先生たちのレベルの高い指示に、よく反応できました」と私は話した。学校に戻っての帰校式では「こんなに粒のそろったいいスタンツや、盛り上がったキャンドルサービスは見たことがない、と“火の神”が言っていました」と話した。“火の神”とはキャンドルの集いで私が演じた役どころだった。
生徒たちを寝静まらせてから始める、連夜の職員のミーティングは午前零時を優に過ぎ、三日目の昼間の活動時には、多くの職員は「歩きながら眠っていた状態でした」「お昼の弁当を食べたら、いつの間にかしばらく眠っていました」という状態だった。生徒引率・指導の役割がない私でさえ、生徒が飯ごう炊飯の活動をしている近くの石段で、割れるような頭痛に耐えかねて居眠りをしてしまった。
二年教師集団が全力で投げた、ど真ん中の直球を、ハイテンションの生徒集団ががっちりミットに収めてくれた手応えがあった。翌日、偶然出遭った自然科学館館長が、「フィールド学習を案内した、うちの職員全員が、“国中の生徒は素晴らしい”と口を揃えて言っています。私も一コースを案内しました。同感です」と興奮気味に私に話しかけてきてくれた。最大の賛辞だった。