郡総体が終わり、県大会出場権を得られなかった部の三年生は、しばらくは虚脱感と暮らすことになる。中学校に入学して以来、放課後・休日の練習に明け暮れた二年と一学期間。(授業をのぞけば、最も時間をつぎ込んだのが部活動だった)という生徒も多いに違いない。その「のめりこみ」の程度が虚脱感の大小を決める。いい「のめりこみ」の時間を過ごした人は、だらだらとした生活ができなくなる。のめりこめる何かを探すようになる。高校生になっても同じ部活動をしたい生徒は、甲子園やインターハイ等を目指して汗を流している自分を夢に描いて、受験勉強に打ち込んでみることだ。
県大会を目指してがんばっている生徒は、楽しく充実した日々を一日でも先に伸ばすことだ。県よりも四国大会、四国よりも全国大会が自分の生涯にとって大きな宝となる。辛いことがあっても、思い出すたびに元気が湧いてくる宝だ。それは、苦しさを乗り越えて勝利を手にした経験の証(記憶)だからだ。