校長室の窓から 6月22日
ホームページメニュー  
バックナンバー  
      
 二時間近いマスコミ取材をうけた。談笑を交えてのインタビューだったが、掲載紙が届いてびっくりした。冒頭に「日本国中、子育てが間違っている。問題は家庭。子どもが加害者にも被害者にもならないためには、家庭を変えなければ」という私の言葉がある。
 私はこの言葉を言っているから、ウソの報道ではない。しかし二時間の会話の中で、教師は「家庭」に責任転嫁をしてはいけないこと、家庭での乳幼児期・少年期の教育力は中学校での三年間をはるかに超えた大きいものであること、「家庭を変える」のではなく「家庭が変わる」実践が大切で「自分で作る“弁当の日”」はそれを意図したものであることを話したのだ。
 (この記事を読んだ保護者は憤慨するだろうな)そして、(私の悪い噂は広がるだろうけれど、弁明を求めて私を訪ねてくる人はいないだろうな)と思った。真意とズレた言葉が独り歩きをはじめ、それが人間関係を難しくして人権問題にまで発展することも珍しくない。
 せめて国分寺中学校は、生徒・保護者・教員間の風通しをよくして、益のない衝突を避けたい。