校長室の窓から 3月13日
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 今年度は259名が9年間の義務教育を終えて卒業する。生徒より保護者が感慨深いことだろう。親は法的に「子どもに教育を受けさせる義務」から解放されるのだ。しかし近頃の生徒の多くは、高校・大学へと、まだまだ「親の脛をかじる」つもりだろう。日本社会が豊かになったから、子どもが親を支えるようになる時期は遅くなりつつある。とは言え、高校へ進学する生徒は、親の経済的援助に、今後は感謝の気持ちを抱いて欲しい。
 卒業式を間近に控えた3月10日に、生徒会主催で「3年生を送る会」が開催された。感動した。特に1・2年団の合唱には涙が込み上げてきた。3年生への感謝と憧れと励ましの気持ちがこもった、迫力ある合唱に、私は心の中で(ありがとう、ありがとう)と何度も呟いていた。
 学級日誌を持ってきた3年生も「私も、周りの子も、みんな泣いていました」と言った。日誌の「感想欄」には、3年生は感謝の気持ちを書いてあり、1・2年生は「3年生を送る会」を成功させた満足感と感動を語る言葉が見事に並んだ。こんな風に送られる生徒たちも、送る側の生徒たちも素晴らしい。