全人教育の歴史

全人とは,知・情・意の完全に調和した円満な人格者を言う



昭和23年,荒廃の焼土に復興の一鍬が打ち込まれ,戦後の四番丁小学校が誕生してから,「児童の幸福」を目標に教職員・保護者・地域が一丸となって教育に取り組んできた。
幸福な学校であるためには,まず子どもが健康であってほしいし,体もこころもすくすくと伸びる健康な学校でなければならないと考えた。いち早く給食を開始し,夏季学校・乾布まさつ・歯みがき・縄跳び等,保健・運動両面に努力を重ね,昭和34年健康日本一の学校に輝いた。情操面では,豊かな美しい心,やさしい心をモットーに集団生活における情操教育を掲げて努力し,環境づくりにも励んできた。また,教師一人一人が「子どもをよく知る」ことが幸福の大切な条件であり,「知ることは愛すること」「忘れられた子どもを作らない」という温かい和やかな雰囲気に包まれていたらその中に生活する児童は,いかに幸福であろうの信条のもと,肢体不自由・健康・難聴・言語障害学級も次々と設置された。
学校給食・学校保健の充実と推進は,多大な成果を上げ,内容はどんどんひ ろがり,あらゆる領域の調和的な成長が最も大切なことであり,知的・道徳的・情操的・身体的の四本柱の調和的発展を期す教育の研究と実践が重ねられた。
現在も,全人教育を不易の教育と考え,日々の教育を実践している。