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平成18年3月号
| 「子どもの安全・安心は・・・」 |
| 昔から三寒四温と言われるように,この時期は少しずつ肌に暖かさを覚えながら,春の訪れを感じる頃ではありますが,今年はインフルエンザの流行が続いており,春はまだまだ遠いのかも知れませんね。 早いもので,平成17年度も残すところあと1ヶ月となり,6年生を送る会,卒業式,終業式・修了式等年度末の行事も多く,大変忙しい時期を迎えることになります。 一方,南館の増築工事もほぼ予定通り進んでおり,3月25日前後には竣工の見込みで,子どもたちをはじめ,私たち教職員や保護者の皆様も完成を心待ちにしていることでしょう。 ただ,例年春休み前に実施していた教室移動作業については,工事完了検査等との兼ね合いもあり,やむなく4月6日の始業式当日に行わざるを得ないようです。学級数増加,障害児学級新設などで大変忙しくなりますが,全員で頑張って移動したいと考えております。 ところで,平成17年度はどんな一年だったのでしょうか。 先ず,児童数増加により,4月には1年生が複数担任制でスタートし,各クラス2人の担任が日々十分な打合せを重ねて学級経営・学習指導にあたりました。また夏休みをはじめ,年間を通しての本校児童のスポーツ・音楽などいろいろな部門での活躍ぶりは本校児童全員に大きな感動と希望を与えてくれたのではないでしょうか。 一方,児童数の増加による校舎増築工事が昨年の夏休み前から始まり,狭い運動場がますます狭くなり,子どもたちの安全と活動場所の確保が課題になってきました。 不審者の問題でも,17年度は具体的な事案についての報告は受けていませんが,昨今の状況からしても,いつ,どこで不審者が現れないとも限りません。ハード面の充実が図られてきた現在,子どもたちが「自分の命は自分で守る」という意識をもち,家庭・学校・地域・関係機関との連携による安全面の確保に向けての行動が求められているのではないでしょうか。 交通安全の面でも,児童一人一人が十分すぎるぐらい注意していても,不幸にも事故に遭遇するというような信じがたい事態が起きる状況下,安全策についてさらに踏み込んで考えることが,問われているような気がします。 そんなことを考えると,子どもの安全について,ここまでで良いというものはないように思われます。 本校では,17年度から文部科学省の指定を受けて,教師と児童とでつくり上げた「授業像」を基盤に,「伝え合う力」の育成に努めているところですが,昨今,世の中の信じられない出来事を見聞きするたびに,もう一度大人と子どもが,「伝え合う」ということの意味するところについてじっくり考えてみる時期が訪れているような気がしている所です。 最後に,一年間のご支援・ご協力にお礼を申し上げますとともに,18年度も引き続き,よろしくお願い申し上げます。 (多肥小学校 校長) |
平成18年2月号
| 「今こそ 力を合わせて」 |
| あっという間に,今年も早1ヶ月が過ぎましたね。もうすぐ「節分」,そして「立春」がやってきます。寒い日が続いてはおりますが,着実に春がそこまでやって来ています。いつまでもじっと閉じこもっていては時間が経つばかりで何も出来ませんね。 多肥小学校の校庭の木々も,厳しい寒さに耐えてきて,今では一生懸命新しい芽を出そうとしているのが分かるようになりました。人間がその都度何も言わないのに,自然界の生き物は自分の役割をしっかりと覚えているようです。 さて,昨年は全国各地で不審者による小学生女児殺害事件が続発し,これまでの学校内への不審者侵入に対する対策に加え,登下校中の子どもたちの安全確保に向けての取り組みが急務となっております。 本校でも,12月から当面の間,学年毎の集団下校と教員やPTA役員による下校指導を実施したり,保護者の出迎えや地域の方に見守りを依頼したり,また警察によるパトカーやオートバイでのパトロール,PTA研修会を開催(約70名参加)しての,スクールガード・リーダーのお話や,多肥地区青少年健全育成協議会における子どもの安全対策会議など,子どもの安全確保に向けて取り組んでいる所です。2月には子どもたちを対象に,不審者に遭遇した際の対応の仕方について実演を交えた講習を計画しております。 学校・家庭をはじめとして,昨年来の「子どもの安全」についての気持ち・意識の盛り上がりを今後とも持続させていくためには,それぞれの方が,それぞれの立場で,それぞれが出来ることに進んで取り組むことが大事だと思います。 子どもの安全は誰が守るというのではなく,「自分の身は自分で守る」気持ちで,安全確保に向けて,関係者一同が大きな負担を感じないで,永続的に力を合わせていきたいと思います。そして,多肥地域全体の動きにつながればと思います。 将来を担う子どもたちのために,よろしくお願い致します。 (多肥小学校 校長) |
平成18年1月号
| 「児童の安全確保に向けて」 |
| 新年,明けましておめでとうございます。皆様方には素晴らしいお正月を迎えられたことと存じます。いよいよ,新しい年2006年(平成18年・戌年)が幕開けし,そして平成17年度2学期の後半が始まりました。子どもたちはこの冬休みの間に,ご家庭や地域の中で年の瀬やお正月を過ごし,大勢の方とのふれあいや昔からの伝統的な行事や遊びを味わうなど,有意義な体験をしたことと思います。 冬休み前の全校朝会では,冬休みを迎えるに当たっての心構えと,併せて自分にとっての「今年の漢字」について,お家で考えてみましょうとお話をしました。毎年のことですが,冬休みの間に1年間の反省とともに新しい年における計画を立てるようにお話ししていますが,どうだったでしょうか。これからの2ヶ月あまりが今年度の大切な締めくくりの時期となりますので,この一年間の子どもたちの成長を見つめつつ,また励ましながら,新しい学年に向けての意欲が湧くようにお願いいたします。学校も,子どもたちにとって楽しい授業・分かる授業をめざして,今年度の追い込みに力を注いでいこうと,全教職員とも決意を新たにしておりま す。 ところで,12月1日配布の学校だよりで,いろいろな事件が発生するたびに,「またか」との思いにかられた1年だったと記しましたが,その直後にも事件が続出し,次の言葉が思い浮かばなくなりました。そんな1年に対する私の「今年の漢字」は基本の「基」でした。 昨年は子どもたちの下校時を狙った殺害事件が続発し,全国的に非常に緊張した年の瀬を迎える中での,学校・家庭・地域の連携による子どもたちの安全確保に向けての諸策の検討・実施がなされました。 本校でも日頃からお友だちと一緒に登下校するよう指導し,お家の方にも出来るだけお家から少し歩いたところでのお迎えをお願いしました。また,12月9日から22日までは学年ごとの集団下校を実施し,教員やPTA役員による下校指導を実施しました。そして,年末近くには,多肥地区のほとんどのご家庭に向けて,「児童の安全確保について」の文書によるお願いを発信しました。また,年末の28日夜には多肥地区青少年健全育成協議会が開かれ,ここでも子どもたちの安全確保に向け,長期的視野に立っての話し合いがなされ,今後の活動について意見交換をしました。 会議にはレインボー交番所から3人の警察官の方も出席され,児童の安全確保に向け,これまでのパトカーによる巡回に加え,狭い道路にも自転車,バイクを利用してパトロールしていただけるとの心強いお話をいただきました。 このように今まで以上に学校・家庭・地域・関係機関のみなさんが連携し合って,子どもたちの安全確保に向け,一致協力していただけるものと思いますので,大いに安心できると思う一方,いつの時代も油断は禁物だと思います。 (多肥小学校 校長) |