一 香東川の水上に 武庫山を背に負いて
教え正しきこの庭の 若木の桜春待てり
二 紫匂う藤沢の 縁の里と時鳥
学びの業を励ますか 雲間に名のる 声高し
三 月も宿借る塩江の 霊しき泉に心まで
洗い清めて勇ましく 誠の道を踏み行かん