平成21年1月22日(木)、本校で高松市課題別研修会(西ブロック)を行いました。
 本校では、平成22年度4月より、近隣5校の小中学校の統合による小中一貫校をめざして、小中一貫教育カリキュラムの実践と検証、修正に向けて取り組んでいます。
 今回の研修会では、その一端として、統合校での新設教科「高松みらい科」及び「英語科」の授業、並びに児童の学習や生活等の実態から、現学習指導要領に規定している授業時数に上乗せして実践する教科の一つ、「体育科」の授業を公開いたしました。
 1年生から6年生まで、すべての教室に多くの参観をいただきました。そのうえ、アンケートによりますご意見をたくさんいただきました。今後は、この一つ一つをこれからの実践に生かしていきたいと考えております。
 また、公開授業後には、児島邦宏先生(東京学芸大学名誉教授・帝京大学文学部教授・帝京大学小学校長)を講師に、「『小・中連携・接続』の意義と新しい展開」と題してのご講演をいただきました。
 小・中の段差を学校文化の違いから見つめ直し、カリキュラムの連続性(縦軸)と学年での実践である横軸の取り組みを考えていくことの重要性を学びました。また、小・中の教師間の交流や子ども同士の交流についても意義を十分踏まえながら実践していく必要を感じました。多くの具体例を交えてのご講演は、今後の私たちの実践に明確な方向性をいただきました。

1年生活科

2年英語科

3年高松みらい科

4年体育科

5年高松みらい科

6年英語科

児島邦宏先生ご講演