栗の木第17号(平成12年2月)
〈主な内容〉
☆ 子どもの 遊びについて
☆ 栗っ子郵便局 四千通の年賀状を配達!
☆ 新しい学習指導要領で 学校は変わります
☆ 七輪を使ってもち焼き
☆ 手作りゲームで アルミ缶回収
☆ クラブ活動に 地域の人材による支援
☆ 遊び時間に避難訓練を実施
☆ 放送局の見学
☆ 不審者対策
☆ 心と心のキャッチボール
   〜栗林公園での出会いから〜
☆ 「まけないぞう」運動
☆ ジャズフェスティバル in 栗林
☆ 2月の行事予定
子どもの 遊びについて

 物が豊かになり,いろいろな仕組みが整った社会になるにつれ,遊ばない・遊べない・遊びを知らない子どもたちのことが話題になります。子ども社会から〈時間〉〈空間〉〈仲間〉の三つの「間」がなくなってきたと言われます。帰宅したら塾やおけいこごとなどのスケジュールが入っていいて遊べない,周りが都市化して遊ぶ場所が少ない,自然発生的な仲間集団がくずれて外に出ても友達が見当たらない,ことなどです。

 しかし,子どもたちは,この三つの「間」がせばめられても,追い込まれているとは感じず,その「すき間」を見つけて,寒い冬も寸暇を惜しんで元気に遊びます。登下校の道すがら,生き物や水たまりにできた氷,ありふれた物にさえも好奇の目を輝かせ,手に取るなどして夢中になります。家の周りの限られた空間や,学校での限られた時間にも,運動場だけでなくちょっとした空間を見つけて楽しそうに遊びます。時代は変わっても,子どもたちは〈遊びの天才〉です。遊びには,社会性や自立・知的・身体的な能力,情操の発達,情緒の安定などが期待されていることから,遊びと学びを統合し,教育活動の中に遊びの要素も取り入れたりします。
 ところで,子どもの遊びは,もともと指示されてするものではなく,好きなことを自分のペースでやる自由があるから楽しいのであり,熱中できるものです。それだけに,時には怪我をしたり他に迷惑をかけることもあり,大人からみれば心配な面もあります。かといって,あらかじめ危険な要素を全て取り払ってから,さあこの枠の中で存分に遊びなさいと奨励して,遊び本来の活力が育つだろうか,大人から見て「よい遊び」だけをさせておいてよいものかどうか,などと別の心配もしなければなりません。

 校庭の「栗っ子ウォーターランド」にやってくる子どもたちは,泉水やせせらぎをじっと見ているだけではすみません。水に手を入れてかきまわしたり,足をつけたり,岩の囲いの上を歩きまわります。安全や管理の面からいえば規制もしたくなりますが,熱中している彼らの姿はほほえましく,ついつい見とれてしまいます。職員が見ていなければ,時にはいたずらにエスカレートすることもあるでしょう。かつて,「子どものいたずらは,創造活動であり認識の過程であり,技術の習得でもあった。これを叱る教師はニセモノである。」と言われたものです。
 いたずらはともかくとしても,子どもと共に道くさを楽しめる大人,せめて道くさの心を子どもと共感できる大人ではありたいと思いますがどうでしょうか。今の時代においても,危険防止には留意しながら,できるだけ子どもの遊びをしばるものを除くことは大人の義務ではないでしょうか。

 子どもの豊かな遊びと子ども社会の回復のために,家庭・地域・学校がそれぞれの役割を分担し,結び合うことが,今,とりわけ重要なことではないでしょうか。
                                              (高橋 久博)

                                                                                      2月の行事予定
2 日(水) PTA役員会
3 日(木) 家庭教育学級
4 日(金) 諸費引き落とし日
5 日(土) 集団下校・通学路点検
       開かれた学校づくり推進委員会
6 日(日) 新春こどもフェスティバル
7 日(月) 入学前周知会
9 日(水) 木曜日の時間割りで授業
10日(木) 水曜日の時間割りで授業
       教育相談日
11日(金) 建国記念の日
15日(火) 学習発表会(1・3・5年・くりの子)
16日(水) 学習発表会(2・4・6年)
19日(土) ジャズフェスティバル in 栗林
20日(日) 家庭の日
23日(水) 巡回教育相談日
25日(金) 桜町中学校入学説明会
       保育所・幼稚園参観