栗の木第15号(平成11年12月)
〈主な内容〉
☆ かかわりを通して 自立への基礎を培う
☆ 奉公さん人形で学ぶ『ふるさとの心』
☆ 国際理解の心とは?
☆ 学習教育指導員の活用
☆ 力いっぱい 表現したよ!
☆ 12月の行事予定
☆ 「学校インターネット」スタート
☆ おいしかったよ!’おにぎり’’焼き芋’
☆ 「小さな親切」運動特別表彰 栗林小学校児童会
☆ 「ユニセフ募金」のご協力 ありがとうございました
☆ 陸上記録会
☆ 栗林小学校のホームページ
かかわりを通して 自立への基礎を培う

 栗っ子たちとかかわっていただいた二人の方を紹介します。
 その一人は,大野チヨさんといい既に故人です。大野さんは,本校の教員として昭和26年まで活躍され,その後も引き続き本校の学校給食の仕事に従事されました。その仕事を辞められてからも地元に住み,現在のPTAの前身である「母の会」の会長もされたりしたのですが,一昨年8月に99歳で亡くなられました。大野さんはことのほか栗林小学校を愛しておられ,生前に遺言を記されて,遺産の一部を栗林小学校の子どもたちのために役だてるようにとの願いを託されたのでした。そして,遺言執行人を通して,600冊の児童用図書と,中庭に泉水とせせらぎのある庭園として実現しました。図書室には「大野チヨ記念文庫」,泉水を囲む岩には「大野チヨ記念庭園」と銘記した金属パネルを取付け,大野さんの子どもたちへの思いが,いつまでも伝え続けられるようにしました。

 もう一人は,遠山教子さんという善通寺の方です。今年の1月に,たまたま友人と栗林公園の梅を見にきていて,公園のことを紹介していた本校の4年生(今の5年生)と出会ったのです。それから文通が始まり,3月には,遠山さんが来校されて,環境の学習に関係した体験談をスライドを使ってしてくださいました。遠山さんとの文通は5年生になってからも続いています。その遠山さんが,全く偶然のことから,購読している月刊誌に,栗っ子たちとの出会いとその後のかかわりを原稿にまとめ,生まれて初めて応募したそうです。そして,416点の応募作品の中から最高点で優秀作に選ばれ,間もなくその月刊誌に載ることになっているそうです。
 遠山さんが,その作品に迷うことなく付けた題は,『小さな友だちがくれた 大きな幸せ』です。

 大人のだれもが,子どもたちを慈しみを込めて見守り育てようとし,また,将来への夢や希望を託そうとします。しかし,子どもたちへのこのような思いを具体的な行動で示すとなると,大人であってもそれなりの勇気や努力がいるものです。知らない人で終わっていたかもしれないこのお二人の,子どもたちへの温かい思いと強い意志がこのように行動で示されたとき,子どもたちはその真心に触れて感動します。自分たちに自身と元気を与えてくれた人として,感謝の気持ちとともに長く心に残ることでしょう。

 本校では,「かかわりを通して自立への基礎を培う」ことを大切にしています。ここでは紹介できませんでしたが,どの学年にも,いつも,子どもたちとの「かかわり」を大切にしてくださる多くの方々がおられることを,職員とともに感謝しております。
                                            (高橋 久博)

12月の行事予定
1 日(水) PTA役員会
       諸費引き落とし日
2 日(木) 家庭教育学級
4 日(土) 人権集会
8 日(水) 巡回教育相談日
17日(金) 肝油販売
19日(日) 家庭の日
21日(火) 給食終了
22日(水) 学期末懇談会
23日(木) 天皇誕生日
24日(金) 第2学期終業式
25日(土) 冬季休業日〜1/7