3月のこんだて

 月
 火  水  木  金
大根の卵とじどんぶり
牛乳
大豆と小煮干しの揚げ煮
おかかあえ


コッペパン
牛乳
鶏肉のレモンソース
ごぼうサラダ
うずら卵とロメインレタスのスープ

ばらずし
牛乳
小松菜のごまあえ
すまし汁
ひなあられ

ビビンバ
牛乳
トック入りわかめスープ
野菜マフィン


今日は冬野菜の大根をたっぷり使った、大根の卵とじどんぶりです。大根は食べる部分によって味が少しずつ違います。葉っぱに近いところほど甘く、先の細い部分にいくほどからみが増してきます。料理に使うときは、味の違いを生かして使い分けると、変化を楽しみながら、おいしくいただくことができます。また、大根の白い部分は、色のうすい野菜で、体の調子を整えたり、体をあたためたりする働きがあります。冬の大根は冬の寒さに負けないように栄養分をたくわえているので、残さず食べて、旬の大根の栄養をたっぷりいただきましょう。







今日のスープに入っているレタスはロメインレタスと言います。香川県では「らりるれレタス」がよく知られていますが、5年くらい前からロメインレタスの生産も増えています。ロメインレタスは、形が縦長で葉の長さが30㎝近くになるので、はくさいのように見えるレタスです。丸い形のレタスよりも葉は厚みがあり濃い緑色なのが特徴です。熱を加えても色が変わりにくく、甘みが増しシャキシャキとした歯ごたえが残るので、サラダだけでなく、肉といっしょに炒めたり、今日のようなスープに入れたりしても、おいしく食べることができます。香川県で育てられたおいしいロメインレタスをよく味わっていただきましょう。




ひな祭りは、女の子の健やかな成長を祝う行事で、「桃の節句」とも言います。ひな祭りの日には、「春を無事にむかえられたことを喜び、健康で幸せな日々が過ごせるように」と願いをこめて、華やかで縁起の良いものが食べられてきました。「ばらずし」やはまぐりという貝の汁・「ひなあられ」や「ひしもち」などです。「ばらずし」に入れるえびは「長生きできるように」という願いがこめられています。また、「ひなあられ」は「ひしもち」を砕いて作ったものですが、ひしもちの色にも意味があります。赤色は魔除け・白色は長寿や子孫繁栄・緑色は健康です。みんなで給食を食べながら、ひな祭りをお祝いしましょう。





今日の給食のビビンバは、韓国の料理です。韓国は、日本に近い東アジアの国ですが、その食文化は日本の食文化と似ていることや、異なることがあります。米が主食なのは同じですが、韓国では体調がよくても米をおかゆにして食べたり、大麦やキビ・アワ・豆・野菜・雑穀米などを加えて炊きこみごはんにして食べたりするそうです。また、日本から伝わったという唐辛子の辛さも特徴的です。さらに、韓国には肉料理をサンチュやレタスなどで包んで食べる「サム文化」と呼ばれるものもあります。脂っこい肉料理をさっぱり食べることができるうえに、野菜が多くとれるので健康的な食生活につながるそうです。今日の給食のビビンバは、ごはんと具を混ぜて食べるので、食べ方は異なりますが野菜をたっぷり食べることができます。残さずに食べましょう。





今日は写真はありません。




10 11
コッペパン
牛乳
肉だんごのトマトシチュー
ビーンズサラダ
はるみ
五目チャーハン
牛乳
海藻サラダ
みかんクレープ


カレーうどん
牛乳
海藻サラダ
みかんクレープ

麦ごはん
牛乳
鮭のたつたあげ
のりおかかあえ
おくずかけ
わかめごはん
牛乳
筑前煮
ブロッコリーのあえもの
焼きプリンタルト
今日のくだものは、みかんのなかまの「はるみ」です。はるみは、実がみずみずしく、香りがさわやかなことから春をイメージしやすいので、この名前がつきました。「はるみ」は、給食でおなじみの、「清見オレンジ」と「ぽんかん」をかけ合わせて、両方のいいところをとったくだものです。皮がうすくてむきやすいことも特徴の一つです。今が旬で、病気から体を守る働きがある栄養素のビタミンCをたくさん含んでいます。愛媛県、広島県、静岡県などの海沿いの暖かいところが主な産地ですが、香川県でも栽培されていて、高松市内では下笠居、鬼無、檀紙地区が産地になっています。今日の給食の「はるみ」を食べて、もうすぐやって来る春をイメージできるといいですね。







みなさんは、家庭でくだものを食べることはありますか?日本は南北に長い国で四季があり、その土地の気候を生かしたくだものが、それぞれの地域で栽培されています。たとえばみかんは冬、ぶどうは夏から秋、りんごは秋から冬に旬のものがお店に並びます。しかし、近頃では温室栽培されるくだものも増えていて、春が旬のいちごは一年中食べられるようになってきました。栄養素をみてみると、多くのくだものにはビタミン・ミネラル・食物繊維などが含まれています。また、みかん類やレモンなどは、クエン酸をたくさん含んでいるので、運動した後の疲れた体をなおすのに、とてもよいくだものです。さらに、バナナは輸入しているものが多いので一年中食べられ、スポーツをする時や朝食にも最適なくだものです。このようにくだものには、体の調子を整える働きがたくさんあります。今日はかんづめのくだものを使ったフルーツ白玉です。残さずにいただきましょう。

みなさんは、もう、はしを正しく持てるようになりましたか? 持ち方が悪いと、小さいものを上手につかめなかったり、食べ物をこぼしたりして、食べるのに時間がかかることもあります。自分が上手に持てるようになっているか、2本のはしを上のはし、下のはしに分けて見直してみましょう。まず上のはしは、えんぴつの持ち方と同じように持ちます。人さし指・親指・中指で持てていますか? 次に下のはしです。下のはしは、はしの元の方を親指のつけ根にはさみ、先の方を薬指のつめの横におきます。上のはしは動くはし、下のはしは動かないはしです。このようにしてはしを持ち、食べ物の大きさに合わせて上のはしだけを自由に動かします。上手に持てるようになっているか、確かめてみましょう。






2011年3月11日は、日本で大変な災害が起こった日ですが、みなさんは聞いたことがありますか? それは「東日本大震災」です。災害時には、いつもの食事がとれなくなることがあります。この時も、冷たい食事ばかりになったり、食べられるものが偏ったりして、体の調子をくずす人が大勢でました。今、私たちが温かい給食を食べられていることは、当然のことではありません。災害は、いつ、目の前で、起きるかもしれないのです。そこで、今日は災害時の食事について考えてもらおうと、東日本でよくとれる「さけ」や「のり」などの食べ物や郷土料理を献立にとり入れました。東日本の宮城県には温麺という麺を使った「おくずかけ」という郷土料理があります。温麺は油を使っていないので消化がよく、体にやさしいそうです。災害時は命をつなぐために、好ききらいなく食べることが大切です。今日は、東日本の郷土料理や食べ物を通して、災害時の食事について考えてみましょう。
今日の筑前煮に入っているこんにゃくは、里いもと同じ仲間の「こんにゃくいも」と言われるいもから作られています。生いもから作る場合はまず、いもをゆでて皮をむき、よくすりつぶします。そして石灰水を加えてこね、形をつくり、ゆでて固めます。いもは熱や力のもとになる黄色のグループの食品です。こんにゃくはほとんどが水分でできていますが、食物繊維をたくさん含み、私たちの体の中で大切な働きをします。それは、おなかの中を通る間にいらないものを体の外へ出してくれるという働きです。そのため、生活習慣病の予防にも役立ちます。プニプニした歯触りがおいしく、健康にも良いこんにゃくを残さずいただきましょう。








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卒業式

給食はありません。



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コッペパン
牛乳
チリコンカーン
チーズ入りカルちゃんサラダ
ぶどうゼリー


ごはん
牛乳
鮭のホイル焼き
ほうれんそうのおひたし
具だくさん豚汁
お祝いいちごデザート
麦ごはん
牛乳
かたくちいわしの南蛮漬け
ごまあえ
うちこみ汁

チキンライス
牛乳
フレンチサラダ
じゃがボールのスープ


みなさんは、姿勢よく給食を食べることができるようになりましたか?背すじがまっすぐに伸び、机に対して前を向き、両足は床についている姿勢が、食事中のよい姿勢です。この姿勢で食べるとよいことが三つあります。一つ目は、周りの人から、マナー良く美しく見えること。二つ目は、背すじを伸ばすと、おなかがおされないので、消化がよくなること。三つ目は、両足を床につけることで、しっかりかむことができることです。いつも姿勢に気を付けて食べていると、自然とよい姿勢のままでいることができます。また、よい姿勢で食べるために、食器を持つことも大切です。では、皆さん、一緒に確かめてみましょう。(ゆっくりと読んでください。)背すじをまっすぐ伸ばし、机に対して前を向き、両足を床につけて、食器を持って食べます。いつもこのように正しい姿勢で食事をいただきましょう。
いよいよ、今年度最後のふるさと給食です。主食、主菜、副菜がそろい栄養のバランスがよいこの献立は、6年3組の児童が家庭科の学習のマイ・ランチコンテストで作成したものです。鮭のホイル焼きは、鮭の上にバターで炒めた野菜やきのこをのせてホイルに包み、オーブンで焼く料理です。とても手間がかかる料理ですが、給食場全員で協力し、頑張って作りました。ふるさと給食では令和3年度も地域の農家の方々のご協力により、新鮮な地元の野菜をたくさん使うことができました。令和4年度も引き続き、地域のご協力を得ながらふるさと給食に取り組んでいく予定ですので、お楽しみに。






昨年10月に愛媛県出身の真鍋淑郎さんが、ノーベル物理学賞というすばらしい賞を受賞しました。人が生きる環境をよくしようと、今、世界中で協力して取り組んでいることがあります。真鍋さんは、その取り組みに対して早くから大きな影響を与えたことがみとめられたのです。人が生きていく環境作りのために、私たちが取り組むべきこととして国連が持続可能な開発目標(SDGs)をかかげたことを、みなさんは知っていますか?その目標の中には、食べられるのに捨てている食べものの量を半分に減らすことや、「飢餓をゼロに」など食べ物のこともあります。食品を買いすぎたり、料理しすぎたりしないこと。好き嫌いや偏った考え方で食べ物を残さないことなど、自分から、そして自分の家庭から、自分の学校から、できることに取り組んでいきましょう。

みなさんは、食事の前・食事の後のあいさつに、どのような気持ちをこめていますか?食事の前に言う「いただきます」は、食べ物をつくる人たちへの感謝とともに、「食べ物そのもの」への感謝を表す言葉です。私たちが、当たり前のように食べている肉や魚は、生きていた動物の命をいただいています。野菜も、農家の方が一生懸命育ててくれるおかげで食べることができています。毎日、食事がいただけることはあたりまえのことではありません。みなさんがおいしく食べられるようにと一生懸命に働いてくださった方々の想いを大切にして、よく味わって食べましょう。また、できるだけ残さないで食べることも、食べ物や食べ物を作ってくれる人に対する感謝の表し方です。自分で感謝の気持ちを表して今日も残さずに給食をいただきましょう。

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春分の日


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麦ごはん しじみの佃煮
牛乳
肉じゃが
切り干し大根のあえもの
コッペパン いちごジャム
牛乳
チャウダー
ちょうちょマカロニのサラダ
   
じゃがいもは、もともと南アメリカ大陸のアンデスという高原で生まれたいもです。日本では北は北海道、南は長崎県など、いろいろな地域で栽培されています。じゃがいもは霜に弱いので、北海道などの北の地域では霜が降りる前に、いっきに収穫して貯蔵庫で冬を越しますが、私たちが住んでいる香川県は温かい気候なので、春と秋の二回、じゃがいもを収穫することができます。そのため「二度いも」とも言われてきました。じゃがいもには、加熱してもこわれにくいビタミンCがたくさん含まれています。今日の肉じゃがを残さず食べて、元気な体をつくりましょう。





パセリは香味野菜と言って、香りの強い野菜です。緑黄色野菜のなかまで、カロテン、鉄分、カルシウム、ビタミンCなどをたくさん含んでいます。香川県では、東かがわ市大内地区で、50年以上前から栽培が始まりました。その後、少しずつ栽培面積が広がり、現在では西日本有数の産地として知られるようになりました。「大内パセリ」は品質の良さが認められる、香川県のブランド野菜になっています。濃い緑色をしているので、料理の飾りに使ったり、きざんでスープの彩りにしたり、さわやかな香りがあるので、てんぷらで食べたりすることができます。今日はチャウダーにきざんで入れています。見つけられましたか? 今が旬のパセリを、よく味わっていただきましょう。