2月のこんだて

 月  火  水  木  金
麦ごはん
牛乳
肉じゃが
まんばのごまドレッシングあえ
しじみの佃煮

コッペパン
牛乳
冬野菜ポークビーンズ
グリーンサラダ


麦ごはん
牛乳
いわしのかば焼き風
ゆで野菜
大根のみそ汁
節分豆
麦ごはん 味つけのり
牛乳
厚あげとチンゲンサイのみそ炒め
ごまあえ
ぽんかん

みそ、しょう油、みりん、米酢、日本酒、漬け物などは、日本で昔から作られていて発酵調味料や発酵食品といわれます。これらの発酵食品の多くには、こうじ菌が使われています。こうじ菌は、米や麦、大豆などに加えて育てながら増やして「こうじ」として使用します。このこうじ菌の力によって、食べ物の中のでんぷんやたんぱく質が分解され、体内での消化・吸収が良くなったり、おなかの調子が整ったりします。今日の給食にも、しょう油や酒、酢が使われています。日本を代表する発酵調味料で作った料理を味わってくださいね。










キャベツは日本の各地で作られ、お店でも1年中買うことができます。それは、種類によって収穫できる時期が違うからです。収穫時期は、主に3つに分かれます。春にとれる春キャベツ、夏や秋の初めにとれる秋キャベツ、そして秋から冬にかけてとれる冬キャベツです。今が旬の冬キャベツは、葉が固く巻き付き、しっかりして甘みが強く、腸をそうじする食物繊維や、かぜを予防するビタミンCが多く含まれています。また、傷ついた胃や腸を回復させるはたらきもあります。今日は、グリーンサラダの中にキャベツが入っています。残さずにいただきましょう。










「鬼は~外♪福は~内♪」今日は節分です。節分は季節の変わり目のことで、この日をさかいに暦が変わります。特に冬から春に変わる2月の節分の日がよく知られていますね。節分には豆まきをしますが、それには意味があります。昔、豆にはふしぎな力があると信じられていて、豆をまくことで、鬼を追い払えると考えられていたからです。この鬼というのは本当の鬼ではなく、毎日の生活をするうえでの病気や災いなど、目には見えないよくないことを言います。また、この豆は福豆といって人が豆を食べることで、豆の生命力を体に取り入れ、1年を元気に過ごせると言われています。今日のかば焼き風の「いわし」も魔除けの意味があり、節分には欠かせません。残さずにしっかり食べましょう。





2月6日はのりの日です。みなさんは、香川県でのりがたくさんつくられているということを知っていますか?のりの養殖は、海水の温度が18度に下がる11月中旬から3月頃が適しています。そのうち12月頃の最初につみとったのりは、「初摘みのり」と呼ばれ、品質が良くておいしく、少ししかとれない貴重なのりです。今日ののりも「初摘みのり」です。色は濃い黒色で、香りが良く、口に入れるとパリッとしていておいしいですね。実は、今日ののりは、香川県産のりを味わってほしいと、のりを養殖している方々から学校給食用にいただいたものです。感謝して食べたいですね。また、のりは体をつくる赤色のグループの食べ物で、たんぱく質やカルシウム、ビタミンなど体の健康に欠かせない栄養素がたくさんふくまれています。ごはんといっしょに食べると、のりのおいしさが引き立ちますね。品質がよくておいしい香川県産のりを、味わっていただきましょう。
10 11




建国記念の日
コッペパン
牛乳
ボルシチ
花野菜サラダ
クリームチーズ
シーフードカレーピラフ
牛乳
大根サラダ
コーンスープ
ガトーショコラ
麦ごはん
牛乳
魚のごま揚げ
磯香あえ
とうふのみそ汁
わかめごはん
牛乳
がんもどきとひじきのうま煮
豚汁

チーズは、牛乳を10倍濃くして固めたものです。牛乳を固めて、水分を取り除いて作るので、牛乳の栄養がぎゅっとつまっています。同じ量のチーズと牛乳を比べてみると、カルシウムは牛乳の約6倍、たんぱく質は7倍もあります。少しの量でも栄養があるので、昔は薬として使われていました。今日のチーズは、牛乳と生クリームから作られたやわらかいクリームチーズです。味わっていただきましょう。
みんなが大好きなチョコレートは、「カカオ豆」からできています。カカオ豆は、カカオの実からとれる種から作ります。カカオ農家は、カカオの木を育て、たねを乾燥し、手間ひまをかけてカカオ豆を作っています。カカオは、暑い地域でなければ収穫できないので、日本では作ることができません。最も生産量が多い地域は、日本から遠く離れた、船で2か月もかかるアフリカです。美味しいチョコレートを作るために、アフリカの人々にカカオを育ててもらっています。カカオ農家の人々に感謝して、ガトーショコラをいただきましょう。
しょう油は日本の代表的な調味料です。私たちはほぼ毎日しょう油を口にしています。今日のいそかあえにも使われています。とても身近な調味料ですが、何からできているか知っていますか?しょう油は、主に3つの材料からできています。1つめは大豆です。大豆を使わないとしょう油と呼ぶことができません。2つめは小麦です。小麦はしょう油の甘みや香りをつくります。3つめは塩です。塩は雑菌からしょう油を守ってくれます。しょう油のうまみを感じながら いそ香あえをいただきましょう。
「煮もの」は、材料の食材を煮て、調理された料理です。体も心も温かくなる煮ものは、寒い時期にぴったりのメニューです。煮ものは、だしやスープの中で時間をかけてじっくり煮ることで、うまみがしみ出し、おいしくなります。しっかり、火を通すので日持ちもします。肉などはコトコト煮込むことでやわらかくなります。給食では、とても大きな釜で煮ものを作ります。たくさんの量を煮込むことで、より食材のおいしさが引き出されます。給食ならではのおいしさです。今日は、とり肉と野菜、そしてうま味たっぷりのがんもどき、さらに栄養たっぷりのひじきを使った煮ものを、よく味わっていただきましょう。
14
15
16
17
18
米粉パン
牛乳
鮭入りクリームシチュー
食べて菜とコーンのサラダ
野菜マフィン

キムチごはん
牛乳
ナムル
わかめスープ
ミックスナッツ

中華あんかけラーメン
牛乳
さつまいものからあげ
ブロッコリーのサラダ


麦ごはん 焼きのり
牛乳
さばのみぞれ煮
小松菜のあえ物
けんちん汁
しじみの佃煮
ごはん
牛乳
オリーブ豚と野菜のみそ炒め
じゃがいものチーズ焼き
すまし汁
ココアワッフル
今日の給食は、5年生社会科の「わたしたちの国土と環境」と関連させて、北海道の地場産物の鮭を使いました。北海道は、鮭の産地であり、先住民であるアイヌの人々からも「神の魚」(カムイ・チェプ)として大切にされてきた歴史があります。鮭は、川で生まれて海で育ちます。海では、3~4年かけてたっぷりエサを食べ、4キロほどの大きさに成長して、秋になると、生まれた川にもどってきて卵を産みます。鮭は、生でも、焼いても、揚げても、またどんな味付けにも合うので、世界中で食べられています。みなさんは、どんな鮭の料理が好きですか?今日の給食の「さけ入りクリームシチュー」を味わっていただきましょう。



「アンニョンハセヨ!」これは日本の隣の国、韓国の「こんにちは!」というあいさつの言葉です。韓国は主食はごはん、はしを使うなど、日本の食文化と似ているところがあります。しかし、料理や食事のマナーには違いがあり、韓国では基本的にごはんや汁物を食べるときにはスプーンで食べ、それ以外のおかずは、はしを使います。また皿は持たずに置いたまま食べるのがマナーとなっているのも、日本とは反対ですね。今日は韓国料理には欠かせないキムチを使った「キムチごはん」です。キムチは韓国語では「漬け物」を意味し、塩漬けにした白菜や大根などをとうがらしやにんにく、塩からなどをまぜた薬味でつけ込んだ韓国の伝統料理です。ちょっぴり辛い韓国料理を味わっていただきましょう。

今日のラーメンは、肉や野菜にとろみをつけたスープが特徴のあんかけラーメンです。とろみがついていると、冷めにくいので今の時期にぴったりですね。給食のラーメンは栄養のバランスを考えて具をたっぷり使っていますが、家でインスタントラーメンなどを食べるときは、めんとスープだけになりがちです。しかしこれでは栄養のバランスがよくありません。そこで、ちょっとした工夫をしてみましょう。例えば、使いかけのにんじんや固いキャベツの芯も小さく切って、入れてみましょう。ビタミンや食物繊維をとることができ、さらに野菜のうま味がでておいしくなります。そして、食べ物を最後まで使い切ることもできますね。給食のラーメンを参考に家でも具だくさんのラーメンを作ってみましょう。 今年1年間で、みなさんの体はどのくらい成長しましたか? みなさんの体は、今、ぐんぐん成長している時期ですね。体が大きくなっているだけでなく、筋肉や骨などは強く丈夫になっています。成長期には、特にたんぱく質やカルシウム、ビタミンなどが多く必要なので、給食の献立は、成長に必要な栄養素が毎日きちんととれるように考えて、作られています。給食に毎日ついている牛乳は、特に成長期に必要なカルシウムやたんぱく質などの栄養素をたくさん含んでいます。給食のたっぷりの野菜からは、ビタミンをたくさんとることができます。大切な成長期に栄養素が不足しないように、給食でも、家でもバランスの良い食事を心がけましょう。


今日は、国分寺町や国分寺町の近くの町でとれた食材を使ったふるさと給食の日です。国分寺南部小学校の給食場には、スチームコンベクションオーブンという機械があります。この機械を使うと、魚や肉を焼いたり、卵を蒸したり、また野菜をゆでたりと、いろいろな料理を作ることができます。高松市内でこの機械を使っている学校は少ないのですが、国分寺南部小学校では調理員さん達がこの機械を上手に使って、おいしい給食を作ってくれています。今日は、高松市と合併する前の国分寺町時代に人気があった「じゃがいものチーズ焼き」が登場です。この料理はじゃがいもを一度ゆでたあと、アルミカップに1個ずつ入れ、その上にチーズをのせて焼きました。とても手間のかかった料理です。よく味わって食べてくださいね。
21
22
23




天皇誕生日




24
25
きな粉あげパン
牛乳
かみかみあえ
白菜と肉だんごのスープ


冬野菜カレーライス
牛乳
フレンチサラダ
小煮干し


赤飯
牛乳
ヒレカツ
ゆで野菜
すまし汁
いちごゼリー
麦ごはん
牛乳
麻婆豆腐
中華サラダ


気温が低く、空気が乾燥する冬は、インフルエンザなどが流行しやすくなります。食事の時に、手で食べ物をさわると、手についているウイルスやばい菌が口の中に入ってしまいます。手洗いは、食中毒の予防だけでなく、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの病気の予防のためにも大切です。寒い日が続いていますが、冷たい水でも手洗いをしっかりしていますか?水で手をぬらしただけで終わらせている人はいませんか? 石けんを泡立てて、指と指の間や、指先、手首などを、15秒以上かけて手洗いすると、ばい菌の数は100分の1に減るそうです。特に食事の前には、ていねいに洗うようにしましょう。 みなさんは、「セロリ」という野菜を知っていますか?セロリはさわやかな香りに特徴がある香味野菜の仲間で、香りの成分には疲れをとり、心を落ち着かせる働きがあると言われています。生でも加熱してもおいしく食べられ、シャキシャキッとした歯触りが特徴です。11月から2月の冬が旬で、葉や茎だけでなく、根や実、種などほとんどの部分を食べることができます。また、料理の準備にも欠かせない野菜で、肉や魚などの臭みをとるのにも使われることがあり、給食にもちょっぴり入っていることがあります。今日は冬野菜カレーライスの中に小さく切って入っています。残さずいただきましょう。 3月に入ると、もうすぐ卒業式ですね。今日は、少し早いですが、卒業のお祝いとして赤飯の献立にしました。日本では、昔から祝い事があると赤飯を炊いて食べていました。これは、昔の貴族たちが、赤い米を神様に供えていたことからできた風習だといわれています。それが、いつの間にか小豆を使って米を赤くし、赤米に似せて大切に食べるようになったそうです。このように、ふだんとは違う祭りや祝い事がある日を「ハレの日」と言い、この日にはごちそうを食べる習慣があります。今日は、赤飯を食べながら卒業生のお祝いをしましょう。


たまねぎを包丁で切ると涙がでてきます。これは、硫化アリルという、たまねぎの独特のにおいと辛さの素が目に入って刺激するからです。実は、硫化アリルは体の中に入ると、かぜの予防や血液をさらさらにする効果があり、体に良いことわかっています。古代エジプトではピラミッド建設で疲れた労働者にたまねぎが給料として与えられたという記録があるぐらいです。今日はマ-ボー豆腐の中にたまねぎが入っています。残さずいただきましょう。





 28
       
コッペパン
牛乳
鶏肉のトマト煮
ひじきとチーズのサラダ
       
スペイン料理は、2010年にユネスコの無形文化遺産に登録されました。にんにくやトマト、たまねぎをベースにして、イベリア半島の山の幸や地中海の海の幸を使った料理です。スペインは、1年を通して晴れの日が多く、からりと乾いた気候で、とても過ごしやすい国です。海も山もあり、海水浴やスキーをすることもできます。食べ物もおいしいので、旅行で訪れる人がたくさんいます。また、人々が陽気で明るいことも、スペインの大きな魅力の一つです。今日はスペイン料理の「とり肉のトマト煮」を、スペインを感じながらいただきましょう。