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麦ごはん
牛乳
さばのみそ煮
ロメインレタスのあえ物
かきたま汁

深川めし
牛乳
かんぴょうのあえもの
白玉雑煮

大根の卵とじどんぶり
牛乳
かたくちいわしのからあげ
チンゲン菜とたくあんのごまあえ

ロメインレタスの名前のロメインは英語で『ローマの』と言う意味で、ロメインレタスは『ローマのレタス』という意味です。普通のレタスは丸みがありますが、ロメインレタスは白菜のように縦長の形をしています。ロメインレタスの外側の葉は深い緑色で、少し苦味がありますが、内側の葉は薄い緑色をしていて甘くシャキシャキとした食感です。レタスといえばよくサラダに使われますが、ロメインレタスはゆでたり、炒めたりしても、おいしく食べられます。火を通してもシャキシャキ感が残るのは、ロメインレタスの特徴です。今日はもやしや人参といっしょにゆでて、ロメインレタスのあえものにしています。香川県で育てられた「ロメインレタス」のシャキシャキ感を楽しみながらいただきましょう。





深川めしは、東京都の郷土料理で、深川というのは、江戸時代の終わりに栄えた漁師町の名前です。その当時、深川のあたりは海に面していて質の良い江戸前のあさりやカキ、海苔をとる漁師さんたちが大勢住んでいました。深川めしは、漁師さんが忙しい漁の合間に手早く作ってさっと食べていた食事です。もともとは炊き込みごはんではなく、ざっくりと切ったねぎとあさりを味噌で煮込んで、ごはんにかけたどんぶりめしでした。そこから、大工さんや職人さんも、弁当箱に入れて持っていけるものをと、今日の給食のような炊き込みごはんが生まれたそうです。あえものに使っているかんぴょうは栃木県の特産物で生産量は日本一です。かんぴょうは夕顔の実を細長いひも状にむいて乾燥させたもので、巻き寿司の具や煮物、サラダなどおいしい食べ方がいろいろあります。また、白玉雑煮は、関東風のすまし汁の雑煮を取り入れたものです。今日は、関東地方の食材や料理を、給食を通して味わってみましょう。
今日は旬の大根についてお話しします。大根の卵とじどんぶりには、冬野菜である大根がたっぷり入っています。大根は、寒い時期にとれるものの方が甘くて、みずみずしいといわれています。大根は、食べる部分によって味が少しずつ違っていて、葉っぱに近いところほど甘く、先の細い部分にいくほどからみが増していきます。大根は、日本には1000年以上前に中国から伝わりました。日本の野菜のうち、生産量が一番多いのは大根です。いろいろな品種が各地でつくられていますが、私たちがよく店で見かけるのは、甘くてみずみずしい青首大根です。大根は、みそ汁の実や煮物にしたり、サラダにしたりと、いろいろな料理においしく使えます。よく味わって食べてください。






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コッペパン いちごジャム
牛乳
ボルシチ
ポテトサラダ


麦ごはん ふりかけ
牛乳
煮込みおでん
食べて菜のごまあえ


年明け八菜うどん
牛乳
えび入り金時あげ
ゆでブロッコリー


キムチごはん
牛乳
ナムル
トック入りわかめスープ
ヨーグルト
冬野菜カレーライス
牛乳
アーモンドサラダ
小煮干し


今日の給食のボルシチは、ロシアの伝統的な煮込み料理です。ロシアは日本の北海道より北にある国で、冬の寒さが厳しいため、温かい煮込み料理をよく食べます。ロシアのボルシチは、ビーツという赤いかぶのような野菜を使った赤いスープです。この赤いスープに、白くて少し酸味のあるサワークリームをかけて食べるのが一般的です。給食ではビーツという野菜が手に入りにくいため、白かぶを使い、スープの赤い色はトマトを使って出しています。今日はボルシチを食べて、寒さに負けない体をつくりましょう。












「おでん」は、日本の伝統料理のひとつで、しょうゆなどで味つけした「だし」に、大根やちくわ、こんにゃく、ゆで卵など、いろいろなおでん種を入れて煮込んだ料理です。おでん種やつけだれの種類は、地域や家庭によって違います。みなさんはどんなおでん種が好きですか?また「おでん」は、日本だけでなく台湾や韓国でも好まれていて、韓国では日本と同じように「おでん」と呼ぶそうです。最近では、コンビニエンスストアでも見かけますが、香川県では、うどん屋さんに「おでん」が置いてあるのをよく見かけますね。今日の給食の煮込みおでんは、みそで味つけしています。いろいろなおでん種のうま味を味わいながら食べましょう。







みなさんは、「年明けうどん」という名前を聞いたことがありますか?年明けうどんは、真っ白なうどんに紅い食材を加えた、紅白のめでたいうどんのことで、年の初めに食べ、その年の幸せを願うものです。紅い食材は、にんじんやかまぼこ、えびなど、何でもよいそうです。今日の給食の「年明け八菜うどん」は、8種類の野菜やきのこが入っていて、金時にんじん、白菜、しょうが、たまねぎ、大根、もやし、しいたけ、ねぎを使っています。野菜の中で、年明けうどんにかかせないのが、香川県の地場産物の金時にんじんです。きれいな紅色が年明けうどんをめでたく彩ります。また、たっぷりの野菜を使っているので、おいしくてヘルシーなうどんになっています。みなさんもぜひ、年明けには、お家で年明けうどんを食べて、新年のお祝いをしてくださいね。




みなさんは、給食で配ぜんされた量を、全部食べきることができていますか?今日は、みなさんに合った食事の量について、お話しします。学校給食は、みなさんの成長に必要な栄養素がとれるように考えて、作られています。食缶に入っている給食をクラス全員にすべて配ぜんした量が、みなさんに食べてほしい目安の量です。ごはんやパンの量は、学年が上がるにつれて増えています。自分の体の大きさや活動する量のちがいによって、量を増やしたり減らしたり、食事の量を調整すると、自分に合った食事の量になります。このときに、好きな物だからたくさん増やしたり、きらいな物だからたくさん減らしたりしていると、栄養がかたよってしまいます。自分の体に必要な栄養素がきちんととれるように食事の量を考えて食べられるといいですね。




冬野菜とは、冬にたくさんとれて、冬に一番おいしくなる野菜のことです。その野菜がたくさんとれて、おいしい時季のことを「旬」といい、旬の野菜を食べると、その季節にたくさんとりたい栄養がしっかりとれるようになっています。冬が旬の野菜は体を温める働きをするものが多いので、しっかり食べたいですね。また、冬野菜は寒い冬に野菜自身が凍らないようにするため、夏野菜に比べて水分が少なくなっています。そのぶん、甘味があっておいしいという特徴があります。今日の給食のカレーに入っている冬野菜は、大かぶ・れんこん・にんじんです。またアーモンドサラダには、小松菜を使っています。小松菜は、色の濃い野菜のなかまで、病気から体を守るカロテン、かぜの予防に役立つビタミンC、貧血の予防に役立つ鉄分、骨をじょうぶにするカルシウムなどの栄養素がたくさん含まれています。冬野菜をしっかり食べて、自分の体を守るパワーを取り入れましょう。
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今日は写真はありません。




コッペパン
牛乳
白身魚のレモンソース
ブロッコリーとチーズサラダ
コーンチャウダー


麦ごはん
牛乳
厚揚げとチンゲンサイのみそ炒め
ちりめんあえ
チーズ

コッペパン
牛乳
フライドチキン
チョップドサラダ
かぼちゃのスープ


麦ごはん
牛乳
さばのみぞれ煮
野菜のポン酢あえ
すいとん汁
みかん

中華風炊き込みごはん
牛乳
ビーフンサラダ
ロメインレタスとうずら卵のスープ
黒豆とナッツ

ブロッコリーはキャベツの仲間で、秋から冬にかけてが旬の緑黄色野菜です。濃い緑色の部分は、花蕾と呼ばれる花のつぼみで、ゆでるとほのかな甘みが広がります。ブロッコリーには、美容やかぜの予防によいとされるビタミンCと、病気から体を守るカロテンやビタミンEがたくさん含まれています。また、香川県産の新鮮なブロッコリーは、茎まで柔らかく、おいしく食べることができます。今日は、ブロッコリーをサラダに使っています。よく味わって食べましょう。










今日の給食には、カルシウムが多く含まれている食べ物がたくさん使われています。毎日、登場している牛乳、チーズ、あつあげ、ちりめんじゃこ、小松菜などです。カルシウムは骨や歯を強くします。骨の中のカルシウム量は年齢とともに変化し、20歳頃までは増加していきますがあとは少しずつ減っていきます。みなさんは今、カルシウムを体に蓄えることができる大切な時期なのです。強い骨を作るために、家でも乳製品や大豆製品、小魚、野菜などを食べるように心がけましょう。










今日は、アメリカの料理です。アメリカの料理というと、ステーキ、ハンバーガー、フライドチキンなどを思いうかべる人が多いのではないでしょうか。アメリカ料理は、もともとアメリカに住んでいた人々の食文化と、スペインやフランス、メキシコなど、さまざまな国から来た人々が持ち込んだ食文化が混ざり、作られた料理です。肉料理が中心で、ボリュームがある料理が多くなっています。今日の給食のフライドチキンは、とり肉にとうもろこしを原料としたコーンミールという衣をつけて揚げています。また、チョップドサラダは、最近アメリカのニューヨークで大人気のサラダで、食材をすべて「チョップする」つまり、たたくように細かく刻んでいます。スプーンやフォークですくって、手軽に食べることができるサラダになっています。今日は、アメリカの料理をよく味わって食べてください。
12月から2月にかけて脂ののったさばが水揚げされ、それを「寒さば」と呼びます。この時期のさばは、脂がほどよくのって身がしまり、とてもおいしいのが特徴です。さばは頭の働きをよくするDHAをたくさん含んでいます。血液中のコレステロールを下げるEPAも多く含まれていて、生活習慣病を防ぐ働きがあります。今日は、大根おろしを使ったさばのみぞれ煮がでていますね。残さず食べて、生活習慣病を予防しましょう。











今日のサラダには細長い麺、ビーフンが使われています。ビーフンは米の粉で作っためんで、中国南部や台湾で多く食べられています。日本と同じように、中国南部や東南アジアなどでは雨が多く、米の栽培に適しています。そのため、炊いた米や、米の粉から作っためん類などが多く食べられています。肉や野菜と炒め合わせた焼きビーフンや、スープに入れた汁ビーフンなど、食べ方もいろいろとあります。今日は、サラダに使っています。よく味わって食べましょう。






 

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麦ごはん
牛乳
煮しめ
食べて菜のゆず香あえ
田作り

大豆ごはん
牛乳
大根のそぼろ煮
かぼちゃのみそ汁

コッペパン
牛乳
白菜のクリーム煮
根菜サラダ
キウイフルーツ

麦ごはん
牛乳
いわしのかば焼き風
ブロッコリーのおかかあえ
とん汁

 
今日は地域の食材として、大根や金時にんじん、食べて菜、かえりなどを使用しています。今日の給食は、おせち料理を取り入れています。正月に食べるおせち料理の「おせち」は、「お節句」という言葉が短くなったものです。「節句」というのは1年の節目の日のことで、その日を祝うために神様に供えて食べたものが、おせち料理でした。「田作り」は、小魚が田んぼの肥料になったことから「豊作になりますように」という意味が込められています。また「煮しめ」は、さまざまな山の幸が一つの鍋で一緒に煮られることから「家族が仲良く結ばれますように」との願いが込められています。料理の言われを知って食べると、味わい深いですね。



冬至は、1年で最も昼が短い日のことで、今年は12月22日が冬至です。冬至には、多くの地域でかぼちゃを食べる習慣があります。昔は、冬至の頃になると秋野菜の収穫も終わり、食べ物がとても少なくなりました。かぼちゃは夏にとれますが、保存が利くので「元気に冬がすごせますように」との願いを込めて、とっておいたかぼちゃを貴重な栄養源として食べたのです。かぜ予防に役立つカロテンがたっぷり含まれているかぼちゃは、冬の栄養補給にぴったりの野菜でした。冬至にかぼちゃを食べると病気にならない、という昔の人の知恵が込められています。今日の給食は、かぼちゃをみそ汁に入れています。かぼちゃを食べて、かぜをひかない元気な体をつくりましょう。


今日のデザートは、キウイフルーツです。名前を香緑といい、香川県の西の地域と私たちが住んでいる高松市で、たくさん生産されています。キウイフルーツには雄花と雌花があり、先に咲いた雄花から花粉をとって、雌花が咲いたときに1個1個、人の手で花粉をつけます。また、4月から6月には大きい実を残すために、いらない新芽を取ったり、小さなつぼみや実を取り除いたりする作業を行います。さらに、雨によって病気がうつらないように、6月から7月の暑い中、1つ1つの実に丁寧に袋かけもします。1個のキウイフルーツが食べられるようになるまでにはたくさんの手間と苦労とお世話があります。生産者の方に感謝しながらいただきましょう。



新型コロナウイルスの感染予防には手洗いが大切だと言われています。みなさんは、正しい手洗いができているでしょうか? 手洗いで大切なのは、石けんを使って、ていねいに洗うことです。手を水でぬらしただけでは、手のしわの中に入りこんでいるばい菌をきちんと洗い流すことができないので、手はきれいになりません。水が冷たくなってきていますが、冬こそしっかりこまめに、石けんで30秒手を洗いましょう。指と指の間や、つめの間にはばい菌がたまりやすいので、特に気をつけて洗うようにしましょう。また、手を洗った後は、せいけつなハンカチで手をふきましょう。ばい菌がおなかに入ると、おなかの調子が悪くなることがあります。自分のためにも、周りの大切な人たちのためにも、給食の前にはしっかりと手洗いをするようにしましょう。