11月のこんだて

月 
火 
水 
 木
金 


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文化の日




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玄米粉あげパン
牛乳
肉だんごと野菜のスープ
根菜サラダ


麦ごはん
牛乳
はまちの照り焼き
小松菜のゆず香あえ
ふしめん汁

ふきよせごはん
牛乳
れんこんのきんぴら
みそ汁
牛乳プリン

麦ごはん
牛乳
豆腐の中華煮
春雨サラダ
かえりアーモンド
給食のスープはスプーンを使って上手に食べることができていますか? スプーンの正しい持ち方は,手のひら全体でにぎりこまず、おはしを持つときと同じように鉛筆の持ち方をすることです。またスープを飲む時に、ポタポタと落ちてしまうことがないように、スプーンいっぱいにスープをすくうのではなく、すくうのは70%程度にすると食べやすいです。また、スプーン全部を口に入れるのではなく、スプーンの縁に口をつけるようにしてそっと食べることや、音をたてずに飲むことも大切なマナーです。正しくスプーンを使って、マナーを守って食事をしましょう。



今から約90年前の1928年に、東かがわ市の安戸池で、野網和三郎という人が日本で初めてはまちの養殖に成功しました。その後、はまちは香川県の養殖業の中心になっていることから、1995年に香川県の県魚に選ばれました。今では、のびのび大らかに育った長男の「ひけたぶり」、潮の流れの速い海で元気に育った次男の「なおしまハマチ」、県木オリーブの葉をえさに育った三男の「オリーブハマチ」が香川のブランド「ハマチ三兄弟」として売り出され有名になっています。はまちは、脂がのっていて甘みがあり、とてもおいしい魚です。今日の給食のはまちの照り焼き風を、よく味わって食べましょう。


今日の給食には、ふきよせごはんが出ていますね。「ふきよせ」とは、秋から冬の初めにかけて使われる料理名で、落ち葉が木枯らしに舞って、吹き寄せられた様子を思い浮かべるような、秋の味覚を盛り合わせた料理のことです。今日の給食では紅葉した色とりどりの葉のイメージで、オレンジ色のにんじん、黄色のさつまいも、緑色の枝豆、うす茶色のしめじなどを、色どりよくそろえています。秋の深まりを感じながら、吹き寄せごはんをよく味わっていただきましょう。






11月8日は、「いい歯の日」です。118の語呂合わせで、「いい歯の日」です。歯の健康は、食べながらでも守ることができます。それは、よくかむことです。かむことによって出た、だ液の働きで、むし歯を予防し、食べ物を飲みこむことや、体に吸収することを助けてくれます。ほかにもよくかむと脳に「おなかがいっぱいだよ」という信号が出て、食べ過ぎを防いでくれます。また、あごの筋肉を動かすことで脳を流れる血液の量が増え、脳がよく働くようになります。目標は1口20回以上です。今日は、よくかんで食べることができるように、かみごたえがあるかえりちりめんとアーモンドを使って「かえりアーモンド」を作りました。しっかりとかむことを意識しながら食べましょう。
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米粉パン チョコ大豆クリーム
牛乳
レタスのシチュー
食べて菜のサラダ


麦ごはん
牛乳
豚肉とごぼうの煮物
大根のみそ汁
納豆
ちゃんぽんめん
牛乳
金時いものからあげ
ブロッコリーのドレッシングあえ

黒米ごはん
牛乳
高野豆腐の卵とじ
ひじきのあえもの


麦ごはん
牛乳
厚あげの甘酢煮
ささみのあえもの
みかん

パンは、小麦粉を原料として作られています。パン屋さんは、小麦粉と水、ショートニング、脱脂粉乳を混ぜてこね、夜中から発酵させて、ふくらませ、パンの生地を作ります。それをパンの形にし、再度発酵させた後、当日の朝4時ごろから焼いて給食のパンを作ってくれています。給食のパンは、お店で売っているパンに比べると砂糖や油が少なく、小麦粉本来の味を味わうことができ、おかずにもよく合うようになっています。いつも健康によいパンを焼いてくれているパン屋さんに感謝して味わいながら食べましょう。





納豆は、大豆を納豆菌によって発酵させた発酵食品です。発酵食品とは目に見えない微生物の働きを利用して作られた食品のことです。発酵食品は、もとの食品にはない風味があり、栄養価も高くなっています。大豆栽培が広まった2000年前には、煮た大豆をわらに包み、暖かい所において作っていたという説があるくらい、古い時代から食べられてきました。納豆には、がんの予防や、血液をサラサラにする効果がある「ナットウキナーゼ」という酵素のほか体に良い栄養素が含まれていて、免疫力を高める効果がある食品として、注目されています。日本の代表的な健康食品である納豆を、麦ごはんと一緒においしくいただきましょう。


金時いもは、さつまいもの中でも赤みがかった色の濃いさつまいものことです。香川県では坂出市が有名な産地です。坂出市には、もともと塩をつくっていた塩田跡地があり、その砂地の目の粗さが、金時いもの栽培にむいているそうです。「金時いも」という呼び名は、童謡の足柄山の金太郎にちなんでいます。子どもの時から赤ら顔で体も大きく、成長して坂田金時という強い侍になったという伝説から、紅色の皮のさつまいもを金時いもと呼ぶようになったといわれています。今日は金時いもをからあげにしました。口の中に広
がる金時いもの甘さを楽しんでください。




今日のごはんは、ほんのり色がついていますね。これは、黒米という米が入っているからです。黒米は古代米の一つで、玄米にアントシアニンという紫色の色素を含んでいます。昔の中国では、歴代の皇帝にささげていた米でもあり、とても大切にあつかわれていました。白米と比べると、たんぱく質やビタミン類を多く含むことから、現代では「健康食品」として注目されています。その栄養価の高さから、中国では「薬膳料理」の食材の一つとして、古くから利用されているそうです。みなさんも、黒米ごはんを残さず食べて、健康な体をめざしましょう。




砂糖は、おもに「さとうきび」や「てん菜」を原料にして作られています。白くて溶けやすくあっさりとした甘さの「上白糖」、茶色で特有の風味がある「三温糖」、黒くてゴツゴツとしたかたまりで強い甘さの「黒砂糖」などがあります。砂糖は、おもに甘みをつけたり、コクや照りをつける料理の調味料として使われます。砂糖は、おもにエネルギーのもとになる黄色の食品の仲間です。しかし、とりすぎるとエネルギーとして使われずに、余ったものは体の中で脂肪にかわります。そして、その脂肪が体にたまることで、肥満になったり、将来、生活習慣病になったりするかもしれません。清涼飲料水や菓子などには砂糖を多く含むものがあるので、とりすぎには気をつけるようにしましょう。
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セルフドッグ
牛乳
クラムチャウダー
さぬきキウイっこ


麦ごはん
牛乳
鮭のきのこあんかけ
中華あえ
うずら卵とチンゲン菜のスープ

チキンライス
牛乳
マカロニサラダ
コンソメスープ
ヨーグルト

麦ごはん
牛乳
すき焼き煮
かみかみあえ

麦ごはん
牛乳
オリーブ豚と野菜のしょうが炒め
具だくさんみそ汁

今日のデザートのキウイフルーツは『さぬきキウイっこ』といいます。『さぬきキウイっこ』は、日本に自然に生えて育っているシマサルナシとキウイフルーツをかけ合わせて香川県でつくられた一口サイズのキウイフルーツです。糖度が高く、甘みと酸味とのバランスが良く、キウイ特有のヒリヒリした刺激が少ないのが特徴です。また、キウイフルーツには、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素がバランスよく含まれています。食べ方は、まず真ん中につめを立てて切れ目をいれます。そして半分に割り、ぶどうを食べるように手で皮から実を押し出しながら、口で吸って食べます。今日は、香川県で生まれた『さぬきキウイっこ』をよく味わって食べましょう。

ほうれん草は1年中出回っていますが、冬の時期にとれるほうれん草は甘みが増し、1年中で最も栄養があって、一番おいしいといわれています。ほうれん草は、色の濃い野菜のなかまで、病気から体を守るカロテン、かぜの予防に役立つビタミンC、貧血の予防に役立つ鉄分、骨をじょうぶにするカルシウムなどの栄養素がたくさん含まれています。ほうれん草は、ゆでてあく抜きしてから食べると甘みがあり、とてもおいしい野菜です。今日の「中華あえ」には、ほうれん草が入っています。ほうれん草の緑と人参の赤、きりぼし大根の白といった彩りの良い野菜が入ったあえ物になっています。残さず食べましょう。


私たち日本人は食べるためにいろいろな国から食べ物を買っています。そして毎日豊かな食事ができています。しかし世界には、食べることができず、生きるのに困っている国の人たちもいます。今、日本では食べられるのに捨てている食べ物が、1年間で約600万トンもあると言われています。これは25メートルプール約10000個分になります。私たちに出来ることは、大切な食べ物をむだにしないことです。給食の準備を早くして食べるための時間をたっぷりとり、食べ残しを出さないようにすること。これも、私たちが出来る食べ物をむだにしない1つの方法ですね。



しょうゆは、大豆と小麦、塩を原料にしてこうじ菌を加えて発酵熟成させた日本特有の調味料です。しょうゆの種類は、こいくち・うすくち・たまり・再仕込み・白しょうゆの5つに分類されています。給食で使っているのは、こいくちしょうゆがほとんどです。しょうゆには、①加熱することで食欲をそそる色と香りを出す。②細菌が増えるのを防ぐ。③甘みを引き立てたり、塩味を抑えたりする。④だしと働きあって深いうま味をつくる。などの効果があります。塩味や香り、コクや色をつけるなど、多くの和食の味付けに使われてるしょうゆの良さについて、見直してみるのもいいですね。今日のすき焼き煮と、かみかみあえにもしょうゆが使われています。香りやコクはいかがですか。
はしの使い方にはたくさんのマナーが あり、してはいけないはしの使い方を「きらいばし」と言います。たとえば、二本のはしをわしづかみにして食事に使う「にぎりばし」、料理にはしを突きさして食べる「さしばし」、はしで食器を叩いて音を立てる「たたきばし」、はしを使って、遠くの食器を手元に引き寄せる「寄せばし」、どの料理を口にしようかと迷い、料理の上であれこれとはしを動かす「迷いばし」、はしをなめる「ねぶりばし」などです。はしは、食べ物の命を私たちの命につなげてくれる大切なものです。みなさんのはしの使い方はどうですか? 正しいマナーを身につけ、気持ちのいい食事をしましょう。


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勤労感謝の日




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コッペパン
牛乳
鶏肉のトマト煮
ごぼうサラダ
かき

麦ごはん
牛乳
さんまのかば焼き風
ほうれん草のごまドレッシングあえ
のっぺい汁

ごはん ふりかけ
牛乳
筑前煮
豆腐のみそ汁


きのこカレーライス
牛乳
海藻サラダ
小煮干し

柿は、秋を代表する果物の1つです。柿は昔から日本人の生活には親しみがあり、熟した実は食用とされ、幹は家具の材料として用いられます。また、葉は、加工してお茶のように飲まれることもあり、とても重宝しました。柿は、日本原産の果物といわれ、日本では約1000種もの柿が栽培されています。香川県でも高松市や綾歌郡の山間部で「富有柿」というおいしい柿が栽培されています。柿には、ビタミンCやカロテン、カリウム、食物繊維などの栄養素がたくさん含まれています。「柿が赤くなると、医者が青くなる」ということわざもあります。体調をくずしやすい季節なので、旬の柿を食べてかぜをひかない強い体をつくりましょう。
今日11月24日は和食の日です。和食は 日本の伝統的な食文化のことをいいます。2013年には「日本人の伝統的な食文化」として、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。和食はご飯を中心として旬の海の幸や山の幸を多く取り入れて、栄養のバランスが良いのが特徴です。和食によく使われる野菜や大豆には食物繊維が多く含まれていて、お腹の調子を整えたり、肥満を予防したりという体に良い働きがあります。そして和食は、昆布や煮干しなどから取っただしを煮物や汁物に使うことで、うまみ豊かなおいしい料理になります。今日の給食に、和食文化を意識した献立が登場しています。味わっていただきましょう。


「おいでまい」という名前の米を知っていますか? おいでまいは、香川県オリジナルの米で、平成23年にデビューしました。香川県では、それまで栽培していた米が温暖化の影響を受けて、品質が低下していることが問題となり、暑さに強くて味もおいしい米の研究が始まりました。そして15年ほどの年月をかけて「おいでまい」が生まれたそうです。名前は、香川県で生まれた新しい米を多くの人に食べてほしい、食べに来てほしいという願いをこめて、さぬき弁で「いらっしゃい」という意味の「おいでまい」と名付けられたそうです。給食の米は、おいでまいを使っています。米を育ててくださった方や調理してくださった方などに感謝しながら、よく味わって食べましょう。
きのこは、今では工場などで栽培されて、一年中、手に入りますが、本来は秋が旬の食べ物です。きのこは野菜や果物と同じ緑色の仲間の食品で、おもに体の調子を整えます。また、きのこには、カルシウムの吸収を助ける働きがあります。さらに、食物繊維も多く含まれていて、腸の調子を整えてくれます。きのこは味にくせがないので、いろいろな料理に使いやすく、たくさん食べてほしい食品の一つです。今日のきのこカレーライスにはエリンギとしめじが使われています。カレーの中にきのこのうまみが溶け込んでいるので、とてもおいしいカレーになっています。秋の味覚を味わいながらいただきましょう。


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小型コッペパン
牛乳
ソース焼きスパゲティ
ひじきとチーズのサラダ
小原紅早生

 里いもごはん
牛乳
切り干し大根の含め煮
厚あげのみそ汁
野菜マフィン

     
今日の給食のデザートのみかんは、「小原紅早生」という種類のみかんです。「小原紅早生」は、973年、坂出市の小原幸晴さんのみかん園で温州みかんの枝代わりとして見つかったそうです。その後、香川県の農業試験場で何年も栽培実験を行い、1993年にやっと品種登録された香川県のオリジナルみかんです。皮と実が濃い紅色で、とても甘みが強く、高松産ごじまん品の1つでもあるみかんを味わって食べましょう。










かぜやインフルエンザ、コロナウィルスなど、私たちが病気にかかりそうになったとき体は抵抗力をはたらかせて病気を退治しようとします。この抵抗力を高める秘けつについてお話します。まず1つ目は、規則正しい食事です。寒くなって朝起きるのが遅くなり、朝ごはんを食べずに学校に来ている人はいませんか?  朝ごはんを食べないと体温が上がらず、またエネルギー不足になりかぜをひきやすくなります。食事は、朝・昼・夜と毎日規則正しく食べるようにしましょう。2つめは栄養のバランスです。赤・緑・黄の3つのグループの食べ物をバランスよく組み合わせて食べましょう。体の疲れがたまると抵抗力が弱まり、病気にかかりやすくなります。適度な運動や睡眠とともに、毎日バランスのとれた食事をしっかり食べて、健康な生活をおくりましょう。