5月のこんだて






憲法記念日









みどりの日








こどもの日




麦ごはん
牛乳
魚のごま揚げ
おひたし
豆腐のみそ汁

麦ごはん
牛乳
豚肉と野菜の炒め物
けんちん汁

和食は日本の伝統的な食文化のことです。和食は、主食・主菜・副菜がきちんとそろっていて、ごはんを中心とした食事です。そして、地元でとれた旬のおいしい海の幸や山の幸をたくさん取り入れ、栄養のバランスがよいことが特徴です。和食は、「日本人の伝統的な食文化」として平成25年12月にユネスコから無形文化遺産に登録されました。今日の給食は、「麦ごはん」「とうふのみそ汁」に「魚のごまあげ」「おひたし」を加えた和食の献立です。汁に2つのおかずという意味で、一汁二菜と言います。栄養のバランスがとてもよい献立です。残さずに食べましょう。




私たちはいろいろな食品を食べることで、命を保ったり、活動したり、成長したりするために必要な栄養素をとり入れています。栄養素の働きは、大きく3つのグループに分けることができます。1つめは、体のエネルギーのもとになる働き、2つめは、筋肉や血液、骨や歯など体をつくる働き、3つめは病気にかかりにくくするなど体の調子を整える働きです。食品によって含まれている栄養素は、それぞれちがいます。いろいろな食品を、栄養素の3つの働きを考えながらまんべんなくとることで、栄養のバランスをとることができます。給食も、この3つの働きを考えながら、食品を組み合わせて作っているのです。健康な体をつくり元気に活動するために、栄養のバランスを考えた食事のとり方を心がけましょう。
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きなこっ茶あげパン
牛乳
肉だんごのスープ
夏みかんサラダ

麦ごはん
牛乳
麻婆豆腐
チンゲンサイのあえ物
かえりアーモンド
 
中華風炊き込みおこわ
牛乳
スナップえんどうのサラダ
中華スープ
さつまいもチップス

麦ごはん
牛乳
魚のごまみそソースかけ
香り和え
若竹汁

えんどうごはん
牛乳
高野豆腐の卵とじ
小松菜とキャベツのあえ物

今日は、「お茶」についてお話をします。「♪夏も近づく八十八夜、野にも山にも 若葉がしげる♪」という「茶つみの歌」があるように、5月になると新茶が出るようになります。歌にある「八十八夜」とは、立春から数えて八十八日目のことで、今月の1日がその日でした。このころとれるお茶のことを新茶と言い、一年中で一番おいしいお茶と言われています。香川県では、三豊市高瀬町や高松市の塩江町、植田町でお茶の栽培が行われています。今日は、油でさっとあげたコッペパンに、青大豆のきな粉と粉末にしたお茶、そして砂糖を合わせてまぶした「きなこっ茶あげパン」です。お茶の香りを楽しんでいただきましょう。






今日は、麻婆豆腐のお話をします。麻婆豆腐が生まれたのは、今から100年ほど前のことです。その頃、中国の都に住んでいた女性チャオチャオは、結婚して引っこしをしました。そのとなりの部屋は、豆腐屋と肉屋でした。彼女は料理が得意だったので、となりの豆腐屋さんや肉屋さん、そして油売りの人などに支えられて、豆腐と羊肉を使った炒め物のお店を開き、家族を支えました。彼女の料理の評判はとてもよく、都では知らない人がいないほど有名になっていきました。チャオチャオ自身はこの料理を「羊肉料理」と名付けたのですが、彼女が亡くなってからは敬意をこめて『麻婆豆腐』と呼ばれるようになったのです。給食の麻婆豆腐もチャオチャオに負けないくらい、おいしいので残さず食べましょう。



今日の給食には、「スナップえんどうのサラダ」がありますね。えんどう豆が大きくなる前にさやごと食べるのは「さやえんどう」ですが、さやの中の豆が大きくなっても豆がやわらかく、さやごと食べられるのが「スナップえんどう」です。さやえんどうのシャキシャキ感とグリンピースの豆の甘味をいっしょに味わえます。スナップえんどうはアメリカで作られた新しい種類の豆で、日本では、4月から7月にかけて収穫されます。英語の「スナップ」には、「ポキンと折れる。」「パクッとかみつく。」などの意味があり、さやごと食べる豆のことを「スナップ ビーンズ」と呼ぶそうです。スナップえんどうは、パキッとした歯ごたえが心地よいですね。ゆでるだけで簡単に食べられるので、朝ごはんやお弁当のおかずに使ってもよいですね。旬の味をよく味わって、残さず食べてください。
今日は地域の食材や郷土料理を見直す「ふるさとの食 再発見の日」です。今日は香川県でとれた「たけのこ」を使っています。たけのこは土から出てきたばかりの小さな竹のくきの部分で、春が旬の食べ物です。とても成長が早く、生えてから10日以内にとらないと竹になってしまうことから、竹冠の下に旬という字がついて「筍」という漢字になりました。香川県では、三豊市やまんのう町、琴平町がたけのこの有名な産地です。今日は、香川県産のたけのこに、わかめ、たまねぎ、にんじんなどを合わせて、おいしい「若竹汁」にしています。春の香りを味わって食べてください。






 
グリンピースは春が旬の野菜で、今の時季は、さやのまま売られています。さやを開けるとあざやかな緑色の豆がぎっしりつまっています。見たことがありますか?さやから新鮮で風味が豊かな豆を取り出すと、豆ごはんやスープ、炒め物などで、おいしく食べることができます。グリンピースはえんどう豆の仲間で、食物繊維がたくさん含まれています。ほかにもえんどう豆の仲間には、若い芽や茎を食べるトウミョウ、さやごと食べるさやえんどうやスナップえんどうがあります。また、みつ豆や豆大福に使われている赤えんどうや、煮豆やあま納豆に使われる青えんどうもあります。今が旬のえんどう豆を、よく味わいながら食べましょう。





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今日は写真はありません。




コッペパン
牛乳
春大根のポトフ
ビーンズサラダ
甘夏みかん


ハヤシライス
牛乳
かんぴょうのサラダ





みそラーメン
牛乳
さつまいものhちみつあえ
ミニトマト


麦ごはん
牛乳
じゃがいものそぼろ煮
春大根のあえ物
小魚の甘酢煮


ごはん
牛乳
赤魚の香味焼き
アスパラガスとキャベツのサラダ
新たまねぎと豆腐のみそ汁
大福アイス

今日のデザートの果物は、あま夏みかんです。あま夏みかんは、今からおよそ85年前の昭和10年ごろ、大分県で夏みかんの枝変わり種として発見されました。正式な名前は、「川野夏橙」で、「あま夏橙」「あま夏みかん」「あま夏柑」などとも呼ばれています。見た目は夏みかんと変わりませんが、夏みかんに比べ黄色くなるのが早く、酸味も早くぬけ甘味があるので人気があります。1月の中ごろに収穫されますが、酸味をぬくために冷蔵庫で保存しておき3月~5月ごろに出荷されます。酸味の主な成分はクエン酸で、つかれをとる働きがあります。また、はだをきれいにし、病気に対する抵抗力をつけるビタミンCもたっぷり含まれています。厚い皮と実の間に指を入れて皮をむいたあと、薄い皮をのけて実を取り出します。さわやかな香りを楽しみながら、食べましょう。 みなさんはユウガオという植物を知っていますか。ユウガオは、白い花を咲かせます。この花は夏の夕方にさき始め、次の日の午前中にしぼんでしまいます。このことから、ユウガオと名付けられました。ユウガオは大きな実をつけます。そして、その実をひも状にむいて、乾燥させたものがかんぴょうです。今日のサラダに入っている白いコリコリしたものがかんぴょうです。カルシウム、カリウム、リン、鉄分などの無機質がバランスよく含まれ、食物繊維も多いので腸のそうじをする働きがあります。かんぴょうは、おすしの具や、こぶ巻きなどを結ぶひもとしてよく使われますが、炒め物や和え物に入れてもおいしく食べられます。歯ごたえの良いかんぴょうをよくかみ、味わっていただきましょう。



春をいろどる花には「きれいな色の花を咲かせるもの」や「いいにおいのするもの」があります。これは、こん虫をおびきよせるためだと言われています。例えば、ミツバチは、レンゲの花から甘いみつを吸い、レンゲの花はミツバチが動き回ることで、花粉を運んでもらい、種をつけ仲間を増やします。ミツバチとレンゲの花は協力し合っています。そして、私たち人間もミツバチが集めたはちみつを分けてもらっています。ところが最近では、農薬などが原因で、ミツバチの数が減ってきていることが問題になっています。私たち人間は、自然環境のバランスがとれていることで、初めて豊かな食事をすることができるのです。高松市の自然環境は、バランスがとれているのでしょうか?周りを注意深く観察してみましょう。


大根は一年中手に入る食材です。煮る、焼く、生のままおろすなど、いろいろな料理に使われています。そんな便利な大根ですが、実は品種によって旬が違います。春大根は種を3月から4月にまき、5月から6月頃に収穫します。見た目は先が細くなっていて、全体の形がゆがんでいるのが特徴です。味は冬大根に比べると辛みがあり、水分量が多いためみずみずしく、生で食べるのに向いています。煮物にするよりも、漬物やサラダ、大根おろしにする方が、おいしく食べることができます。同じ大根でも、種類がちがうと、食感や味に違いがでてきます。今日は、春大根のあえものを、よく味わっていただきましょう。





今日はふるさと給食です。今の季節は、新たまねぎや春キャベツがおいしい時季です。やわらかくて甘い春キャベツは、あえものにしても、スープにしてもおいしいですね。たまねぎも、いろいろな料理に大活躍です。今日はサラダにキャベツを、そしてみそ汁にたまねぎをたっぷり使ってみました。キャベツやたまねぎは、料理の味をワンランクアップさせるために欠かせない野菜です。どちらも加熱することで甘くなり、とてもよい出しが出ます。ご家庭でもおいしい新たまねぎや春キャベツをたっぷり使って、料理を作ってみてくださいね。







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運動会のため、
給食はありません。




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  麦ごはん
牛乳
八宝菜
中華サラダ
チーズ

小型コッペパン
牛乳
スパゲティミートソース
アスパラガスのサラダ
キウイフルーツ

 麦ごはん あさりの佃煮
牛乳
さばの梅煮
きゅうりのあえもの
春大根のみそ汁

ごはん
牛乳
豚キムチ
ナムル
豆乳プリン

  八宝菜は中国の料理で、肉や魚、野菜など、いろいろな材料が入った炒め物です。名前の由来はいくつかあって、はっきりとは分かっていないそうです。今日は、そのうちの二つを紹介します。一つ目は、400年ほど前に、美食家で有名なある政治家が、野菜と肉を使って友だちが作ってくれた料理がとても美味しかったので、自分の料理人にも作らせ、それが広まったという説です。二つ目は、中国の宮廷料理人が余った食材で作った、まかない料理が評判になり、それを聞いたお后様が食べてみると、とてもおいしかったので、「たくさんの宝物を集めて作ったように美味しい料理なので、八宝菜と呼びなさい。」と名付け、広まったという説です。両方に共通することは八宝菜がとてもおいしい料理だったということです。給食の八宝菜も宝石を集めたようにおいしいので、残さずいただきましょう。 アスパラガスは、春から夏が旬の野菜です。アスパラガスには、緑色のグリーンアスパラガスと、缶詰めなどによく使われる白色のホワイトアスパラガスの2種類があります。では、白と緑のアスパラガスは種類が違うのでしょうか。いいえ、実は同じものですが、栽培の仕方に違いがあるのです。グリーンアスパラガスは、土の中から出た芽、茎をそのままのばして太陽の光をいっぱいにあびて育ったものです。一方、ホワイトアスパラガスは芽が出る前に、上から土をかぶせたり、黒いビニールをかけたりして、土の中で伸ばし、太陽にあてないようにして育てられたものです。今日は太陽の光をいっぱいあびたグリーンアスパラガスを使ったサラダです。よくかんで、たっぷり食べましょう。



みなさんは、給食を盛りつけるときに盛りつけ表を見ていますか?料理の盛りつけは、料理にふさわしい食器を使い、きれいに盛りつけることが大切です。例えば、汁気の多い料理は深めの食器に盛りつけ、魚とあえものを合わせるときには平たい皿に盛りつけます。また、料理は、同じ料理でも盛りつけ方によって、おいしそうに見えたり、おいしくなさそうに見えたりします。当番の人は上手に盛りつけるために、まず、どの食器に何を盛りつけるのか、盛りつけ表を確認しましょう。そして、どんな器具を使って、一人分をどのくらいの量で盛りつけたらよいか考えて、手早く盛り付けていきます。このとき、具材にかたよりがないように注意し、バランスよく盛り付けましょう。食器の中央に上手に盛り付けるときれいに見えます。また、食器のふちに食べ物がつかないように気をつけましょう。 今日はお隣の国、韓国の小学校のメニューを紹介します。ある日は、ビビンバ、わかめスープ、ぎょうざ、果物のうり。ある日は、ごはん、サムゲタン、チヂミ、野菜のあえ物、チョコレートケーキ。ある日は、ごはん、わかめスープ、サムギョプサル、ナムル、キムチでした。私たちの給食と似ているのは、ほぼ毎日、ごはんが主食だというところです。スープもついています。さらに副菜に野菜がたくさん使われています。ちがうのは、日本の給食は主菜に肉や魚、大豆製品などを使いますが、韓国の主菜は、とり肉やぶた肉を使ったものが多いというところです。そして、韓国の給食には辛い料理がよく登場します。海をへだてて近い韓国、似ているところとちがうところが、まだまだありそうですね。



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親子丼
牛乳
切り干し大根のあえ物
お茶ビーンズ

       
今日の給食のサラダには、乾燥させた食品である乾物が2つ入っています。それは、昆布と切り干し大根です。昆布は水でもどすと約2.5倍、切り干し大根は約4.5倍に重さが増えます。特に、切り干し大根は水でもどすことで甘味が増えて、独特の風味が出るのが特徴です。大根を干すことで、カルシウム、鉄分、ビタミンB1、ビタミンB2などの栄養素が、生の大根よりも増えます。切り干し大根は煮物に使われることが多いですが、今日の給食では、きゅうり、にんじん、とうもろこし、こんぶといっしょにサラダにしました。切り干し大根の香りや甘味を楽しんで食べましょう。