3月のこんだて

 月
 火  水  木  金


コッペパン
牛乳
根菜のクリームシチュー
にんじんサラダ
ネーブルオレンジ


ビビンバ
牛乳
トック入りわかめスープ
野菜マフィン


ばらずし
牛乳
小松菜のごまあえ
豆腐のすまし汁
ひしもち

ガーリックピラフ
牛乳
ごぼうのサラダ
うずら卵とロメインレタスのスープ
牛乳プリン

麦ごはん
牛乳
さばのしょうが煮
大根のおかかあえ
豚汁
はるみ
今日のデザートはネーブルです。 「ネーブル」という名前は、「おへそ」という意味です。名前のとおりネーブルの底の部分にはおへそのようなくぼみがあります。ネーブルはアメリカから輸入されているものも多いですが、今日のネーブルは香川県産のもので、2月から3月の今がまさに旬の果物です。皮が薄くてみずみずしく、酸味と甘味のバランスがよく、香りがよいネーブルをおいしく味わって食べましょう。











今日の給食に出ている「ビビンバ」は韓国料理のひとつです。ビビンバは、「混ぜる」という意味の「ピビム」、ごはんという意味の「パプ」が組み合わさった言葉です。名前の通り、ごはんと具を、スプーンを上手に使って、よくかき混ぜて食べる料理です。ビビンバの始まりは、宴会の終わった後で、王様を訪ねてきたお客様に、あわてて残り物を形よく盛り合わせて出したところ、おいしいとほめられ、それ以降よく食べられるようになったと言われています。また大みそかの夜、残った食べものを新年に持ち越さないよう、ビビンバにして食べ切る習慣があったとも伝えられています。よくかき混ぜて、おいしくいただきましょう。




ひな祭りは、女の子の健やかな成長や幸せを願う行事で「ももの節句」とも言います。ひな祭りの料理といえば、「ばらずし」ですね。ばらずしには、いろいろな食べ物を使い、「ずっと食べ物に困らないように」との願いがこめられています。またひな祭りに欠かせない食べものの一つに「ひしもち」があります。ひしもちは上から順に桃色、白色、緑色の3つの色に分かれていて、桃色は桃の花を、白色は雪を、緑色は草を表しています。桃の花が咲く中、地面にはまだ、白い雪が残っている、でもその下には、若い草の芽が生えているという、寒い冬が去って暖かい春が来る喜びを表しています。また、ひし形は心臓の形を表していて丈夫に暮らせるようにという願いも込められています。みんなで給食を食べながら、ひな祭りをお祝いしましょう。 今日のスープに入っているレタスはロメインレタスと言います。レタスといえば、丸く玉のようになっていて、中にはキャベツと間違えてしまう人もいるかもしれません。しかしロメインレタスは、葉の長さが30㎝近くになり、縦長の形をしているので、白菜やほうれん草のようにも見えます。丸いレタスよりも、葉っぱが厚く、緑が濃いのが特徴です。サラダはもちろんのこと、熱を加えると甘みが増し、シャキシャキとした歯ごたえが残るので、肉といっしょに炒めたり、今日のようにスープに入れたりしても、おいしく食べることができます。香川県で育てられたおいしい「ロメインレタス」を、よく味わっていただきましょう。




今日のくだものの「はるみ」は、みずみずしく、さわやかな香りが春をイメージしやすいことから、この名前がつきました。「はるみ」は、給食でもおなじみの、清見オレンジとぽんかんをかけ合わせて、両方のいいとこ取りをしたくだものです。皮が薄いので、むきやすいことも特徴の一つです。今が旬で、体の調子を整えて病気から体を守る働きの栄養素、ビタミンCをたくさん含んでいます。愛媛県、広島県、静岡県などの海沿いの暖かいところがおもな産地ですが、香川県でも生産されています。高松市内では下笠居、鬼無、檀紙地区で多く栽培されています。今日の給食の「はるみ」は、香川県産です。「はるみ」をいただいて、もうすぐやって来る春をイメージしてみましょう。


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きなこあげパン
牛乳
肉だんごとフォーのスープ
ひじきとチーズのサラダ


わかめごはん
牛乳
筑前煮
小松菜のアーモンドあえ
みかんタルト

カレーうどん
牛乳
海藻サラダ
ヨーグルト


麦ごはん
牛乳
ちくわの磯辺あげ
小松菜とたくあんのごまあえ
すいとん汁
ぶどうゼリー
ひじきごはん
牛乳
大根と厚あげのそぼろ煮
そうめん汁
黒豆とナッツ


食事の前の「いただきます」は、食べ物をつくる人たちへの感謝とともに、「食べ物そのもの」への感謝の気持ちを表す言葉です。私たちが、当たり前に食べている肉や魚は、その動物の命をいただいています。野菜も、農家の方が一生懸命育ててくれるおかげで、食べることができます。毎日、食事がいただけることに感謝し、みなさんがおいしく食べられるようにと一生懸命に働いてくださった方々の想いを大切にして、よく味わって食べましょう。そして、「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつを、心を込めてしっかりと言えるといいですね。もちろん、できるだけ残さず食べるようにすることが、食べ物や作ってくれる人に対する一番の感謝のしるしです。みなさんは、感謝の気持ちが表せていますか?

今日の給食の筑前煮に入っているこんにゃくは、こんにゃく芋といわれる、里いもと同じ仲間の芋から作られています。生芋から作る場合は、芋をゆでて皮をむき、よくすりつぶして石灰水を加えてこね、形づくって、ゆでて作ります。芋は熱や力のもとになる黄色のグループの食品ですが、こんにゃくはほとんどが水分でできているため、低カロリーでヘルシーな食べ物です。また、こんにゃくには、グルコマンナンという食物繊維が含まれていて、おなかの調子をよくしたり便秘を解消したりする働きがあります。生活習慣病の予防にも、効果的な食べ物です。プニプニした歯触りがおいしく、健康にも良いこんにゃくを残さずいただきましょう。



日本は周りを海に囲まれた島国で、大昔から、海藻が食べられてきました。海藻には、わかめやひじき、昆布、のり、もずくのほか、ところてんや寒天ゼリーのもとになるテングサもあります。海藻は、海の中に差し込む太陽の光を使い、海の中の栄養分などを葉からとりこんで大きくなります。根は、流されないように岩にくっついておく役目をしています。海藻はカルシウムなどを多く含むものも多く、主に体をつくる赤色のグループになります。また、海藻を水につけるとヌルヌルしますが、このヌルヌルは食物繊維です。食物繊維は、体のいらないものやよくないものを体の外に出す働きがあり、生活習慣病などを予防します。柔らかい海藻ですが、おなかの中で溶けにくいので、よくかんでいただきましょう。

今日はちくわの磯辺揚げがありますね。ちくわは、魚のすり身を棒に巻き付けて作るので、真ん中に穴が空いています。ちくわは、漢字で竹の輪と書きますが、その名前の通り、切ったところが竹の輪に似ているところからきています。ちくわは、今日のように油で揚げるほか、生で食べたり、炒めたり、煮たりといろいろな食べ方が楽しめます。魚のすり身を使って作るものを練り製品といい、ちくわのほか、かまぼこやはんぺん、かに風味のかまぼこ、つみれなどがあります。魚肉ソーセージも練り製品の仲間です。練り製品は、おいしい魚をよりおいしく、一年中食べられるように作られました。練り製品は、今から1000年くらい前から食べられていたといわれています。よく味わっていただきましょう。

香川県は、うどんだけでなく小豆島のそうめんも有名です。小豆島でそうめんが作られるようになったのは今から約400年前、江戸時代にお伊勢参りに出かけた小豆島の人が、旅の途中で通った奈良県の三輪地方のそうめんの製法を持ち帰ったことが、はじまりといわれています。そうめんは、棒にめんをかけて少しずつのばして乾燥させます。そうめんをのばすときに油を使いますが、小豆島ではごま油を使うので、とても風味のよいそうめんができます。小豆島のそうめんを使った「そうめん汁」を味わっていただきましょう。








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卒業式

給食はありません。



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今日は写真はありません。




コッペパン いちごジャム
牛乳
チリコンカーン
切り干し大根のサラダ



ごはん
牛乳
ハンバーグのマッシュルームソースかけ
ゆで野菜
紅白だんごのみそ汁
セレクトデザート
(大福アイス、ココアワッフル、パイナップルから一品)
  麦ごはん
牛乳
かたくちいわしの南蛮漬け
おひたし
うちこみ汁


ごはん
牛乳
がんもどきとひじきのうま煮
大根のみそ汁
チーズ



ある学校の話です。小学校から中学校の男子で、手を握る力を測ると、口をあけたままの時よりも、歯をかみしめた時の力の方が強いことがわかりました。また、どんなに優秀なピッチャーでも、口をあけたまま投げたのでは、ストライクが決まらないそうです。力の強いすもうの力士には、奥歯がボロボロになっている人が多いそうです。スポーツだけでなく、私たちがここ一番にがんばろうとする時、気がつかないうちに歯をくいしばっています。むし歯だらけの歯では、ここ一番の力が出せません。よくかむとあごが強くなり、歯も丈夫になります。しっかりかんで、健康な歯をつくりましょう。














今日は、今年度最後のふるさと給食です。6年生は、国南小で食べる最後のふるさと給食になります。今日の、国分寺町や近くの町でとれた食材は、キャベツ、しいたけ、中ねぎです。今日は、みなさんが大好きなハンバーグに、マッシュルームソースをかけています。これは、今から20年ほど前の国南小で好評だったメニューで、その頃の給食には、よく登場していました。そして6年生への卒業のお祝いの気持ちを込めたセレクトデザート。大福アイス、ココアワッフル、パイナップルから、自分の好きなデザートを選びましたね。今年度、最後のふるさと給食をゆっくり楽しんで食べてください。














  今日はカタクチイワシの南蛮漬けが出ていますね。カタクチイワシは、イワシの中で一番小さく、大人になっても10cmくらいにしかなりません。このカタクチイワシをゆでて乾燥させると、いりこや煮干しになります。今日の給食では、水揚げ後、乾燥せずに、すぐに冷凍したカタクチイワシをから揚げにして、南蛮漬けにしました。南蛮漬けは、から揚げにした肉や魚にしょうゆや酢、砂糖などの調味料とねぎや唐辛子のみじん切りを合わせたタレをかけた料理です。南蛮とは、16世紀以降、東アジア経由で日本を訪れたヨーロッパの国であるポルトガルやスペインのことを言います。南蛮から日本に伝えられた香草や香辛料、油を用いた新しい調理方法が南蛮漬けで、唐辛子のことを「南蛮辛子」と言うこともあります。よく味わっていただきましょう。また、今日は、地域の食材や郷土料理を見直す「ふるさとの食 再発見の日」です。香川県でとれたもやしや小松菜を使ったおひたし、そして郷土料理のうちこみ汁にも、香川県産の小麦で作ったうどんや香川県産の中ねぎ、しいたけを使っています。地元の食材をおいしく味わいながら食べましょう。 和食は、口の中で味付けをしながら食べる食事と言われています。口の中で、ほんのり甘いごはんに、おかずを加え、味付けをしながら食べていくという食べ方です。ごはんとがんもどきとひじきのうま煮、ごはんと大根のみそ汁など、それぞれの組み合わせで、口の中の味が変わります。また口に入れる量によっても味が変わってきます。ごはんとおかずを一緒に食べることでバランスよく食べられるだけでなく、ごはんだけで食べるよりもかむ回数が増え、だ液の量も増えるといわれています。日本人が続けてきた和食の素晴らしい食べ方を、これからも伝えていきましょう。














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今日は写真はありません。




     
麦ごはん
牛乳
肉じゃが
ちりめんあえ
あさりの佃煮
ごはん ひじきのり
牛乳
高野豆腐の卵とじ
ほうれんそうのあえ物

     
じゃがいもはでんぷんがおもな成分ですが、ビタミンCやカリウムも多く含み、フランスでは「大地のりんご」と呼ばれています。日本では長崎県や静岡県でも栽培されていますが、北海道が生産量日本一で、特に十勝平野に代表されるようなとても広い畑で大量に作られています。北海道で8月~10月ごろに収穫されたじゃがいもは、風を当ててしっかり乾かした後、3℃~5℃位の温度に保った専用の倉庫に入れておき、秋から春にかけて出荷されます。今日は、肉じゃがですね。大切に保存されてきたじゃがいもを残さず食べましょう。 今日の高野豆腐の卵とじに使われている卵はにわとりの卵です。にわとりは1日1個の卵を産みます。卵は、たんぱく質を多く含み、筋肉や骨、髪、皮膚などの体をつくるもとになる食べ物です。マイ・ランチの日の弁当の中には卵料理がよく登場しますね。そこで今日は、新鮮な卵の見分け方について紹介します。新鮮な卵は、からを割ったときに黄身の部分がこんもり盛り上がっています。反対に、黄身が平べったく白身が大きく広がるものは、古い卵です。今日も、新鮮な卵を調理員さんが1つずつ手作業で割ってくれました。残さずいただきましょう。