1月のこんだて

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金時人参のピラフ
牛乳
ツナサラダ
コンソメスープ
チーズ
今日のごはんは「金時にんじんのピラフ」です。ピラフの中に入っているにんじんは、香川県産の金時にんじんです。金時にんじんは、ふだんよく食べているにんじんよりも、色が濃いですね。また、柔らかくて甘みが強く、においが少ないのが特徴です。金時にんじんは縦に長く成長するので、根をのばしやすい砂地で作られています。瀬戸大橋が見える坂出市の海岸地帯や観音寺市が主な産地になっています。金時にんじんの旬は、12月から2月にかけてです。赤い鮮やかな色と甘さが、おせち料理には欠かせないので、おせち料理のシーズンには、大阪や京都へも出荷されています。地場産物の旬の金時にんじんが入ったピラフをおいしくいただきましょう。
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成人の日
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菜めし
牛乳
がんもどきとひじきのうま煮
かみかみあえ

米粉パン
牛乳
うずら卵とチンゲン菜のクリーム煮
フレンチサラダ
りんご
豚キムチ丼
牛乳
春雨サラダ
ミックスナッツ

麦ごはん
牛乳
讃岐さーもんのたつたあげ
小松菜のあえ物
あんもちぞう煮
ひじきは日本の沿岸で取れる海そうの一つで、栄養豊富な食べ物です。海で育つひじきは、20㎝くらいの長さですが、長いものは1mにもなります。食べやすいように、切って乾燥させたものが、長ひじきです。芽の部分をかり取って乾燥させたものは、芽ひじきといいます。カルシウムなどのミネラルを多くふくみ、栄養に優れた食品です。また、油との相性もよく、肉類といっしょに食べることでミネラル分の吸収もよくなります。今日は、とり肉や油を使ってひじきの栄養をおいしく取ることができるように調理しました。残さずいただきましょう。



今日のデザートはりんごです。りんごは秋から冬が旬の果物で、特に青森県で多く栽培されています。青森県を含む東北地方では、ぼん地や平野の日あたりの良い場所を中心に、果物の栽培がさかんに行われています。青森県のりんごは、津軽平野を中心に夏のすずしい気候を生かして栽培され、9月~12月に収穫されます。収穫期の市場での取扱量は、多い時には、りんご箱で1日15万箱近くになるそうです。日本のくだものは海外での評価も高く、その輸出量も増えているようです。あま酸っぱく、おいしいりんごを、味わって食べましょう。



今日の給食のサラダには春雨が入っています。春雨の名前は、春雨の細くて透明な形が、春に降る細かい雨を連想させることから、この名前がつきました。春雨の材料は、中国では主に緑豆という「豆」のでんぷんから作られ、日本では主にじゃがいもなどの「いも」のでんぷんから作られています。つるつるとした食感の春雨ですが、飲みこまず、よくかんで食べましょう。








香川県の雑煮と言えば「あんもち雑煮」ですが、これは全国でもとても珍しい雑煮として知られています。「あんもち雑煮」は白みそで味付けをしたみそ汁に、あん入りのもちが入っています。江戸時代にはなかなか味わうことのできなかった砂糖をせめて正月だけでも味わいたいという願いから、甘いあんもちの入った雑煮が作られたと言われています。「あんもち雑煮」には、丸く輪切りにした金時人参や大根を入れます。これは、「今年一年が丸く収まりますように」とか「家庭が円満になるように」といった願いを込めているのです。みなさんは正月に「あんもち雑煮」を食べましたか?今日は給食で「あんもち雑煮」を味わってくださいね。
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黒豆ごはん
牛乳
れんこんのきんぴら
まんばのごまドレシングあえ
ヨーグルト


根菜たっぷりチキンカレーライス
牛乳
レタスとちりめんのサラダ




丸形コッペパン
牛乳
鶏肉の香草焼き
ジャーマンポテト
国分寺町産野菜たっぷりスープ
ヨーグルト
麦ごはん
牛乳
高野豆腐の卵とじ
おひたし


麦ごはん
牛乳
肉じゃが
うちこみ汁



黒豆は、皮が黒い大豆のことで黒大豆ともいいます。黒豆は、正月のおせち料理に欠かせない食品ですね。「まめな人」「まめに働く」「まめに暮らす」など、勤勉や健康を意味する「まめ」とは大豆のことです。大豆は日本で昔から食べ続けられている食べ物で、たんぱく質や脂質、ミネラル、ビタミン、食物せんいなどをバランスよく含んでいます。また、血液をサラサラにし、視力の低下を防ぐ働きもあります。今日の黒豆ごはんには、からいりした黒豆を入れています。香ばしいかおりと味を楽しんで、残さず食べましょう。




今日のサラダに入っているレタスは給食でもおなじみの「らりるれレタス」です。らりるれレタスの主な産地は、三豊市など香川県の西の地域です。冬でも温暖な香川県では、県内西部で今の時期にレタスがたくさん生産され、県外にも出荷されています。らりるれレタスは、葉の色は全体的に淡い緑色で、一枚一枚の葉が厚く、色・つやがよいのが特徴です。その味は、糖度が高く自然な甘さがあり、他のレタスと比べて味が濃いと感じる人が多いようです。旬のレタスをよく味わって食べましょう。




今月のふるさと給食は高松市に合併する前の旧国分寺町時代の給食によく出ていた「ジャーマンポテト」が久々に登場です。「ジャーマンポテト」はゆでたじゃがいもとベーコンやたまねぎなどを炒めあわせ、塩、こしょうで味付けした料理です。「ジャーマン」は英語で「ドイツ風の」という意味で、じゃがいもやたまねぎ、ベーコンはドイツでよく食べられていることから、この名前がついたようです。この料理は、ドイツでは、「じゃがいもとベーコン」という意味の『シュペック・カトーフェルン(Speckkartoffeln)』という名前で呼ばれているそうです。 じゃがいものほくほくした風味と炒めたベーコンの味わいを楽しんでください。
みなさん、給食の準備をするときに正しい服装を整えることができていますか?給食の服装は衛生的な配膳をするために、毎日、きちんと整えることが大切です。エプロンは外で活動した服のごみやほこりが食べ物に入らないように、きちんとつけましょう。ぼうしは髪の毛が食べ物の中に入らないよう、深く、しっかりとかぶります。マスクはつばが飛ばないようにするためにつけますが、口だけでなく、鼻も一緒におおいます。エプロン・ぼうし・マスクは、毎週金曜日には必ず持って帰って洗い、月曜日からまた清潔な服装で給食の時間が過ごせるようにしましょう。


今日の給食のうちこみ汁は香川県の郷土料理です。寒い季節に体が温まる料理として、昔からよく食べられてきました。うちこみ汁は、打ち立ての生うどんを、野菜と一緒にみそで煮込んだものです。打ち立てのうどんをそのまま汁にいれて煮込むので、うちこみ汁と呼ばれています。汁に入れる具材は大根やにんじん、ねぎのほかに、しいたけや油揚げなどです。具だくさんのうちこみ汁は栄養のバランスが良いですね。








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セルフスラッピージョー
牛乳
ゆで野菜
マカロニスープ
プルーン
いりこめし
牛乳
まんばのけんちゃん
金時汁


しっぽくうどん
牛乳
小えびのからあげ
食べて菜のあえもの
和三盆糖
麦ごはん
牛乳
ホイコーロー
中華サラダ
ぽんかん
麦ごはん
牛乳
大根と厚あげのそぼろ煮
磯香あえ
小魚入りアーモンド
アメリカ合衆国のセント・ピーターズバーグ市は高松市の姉妹都市です。セント・ピーターズバーグ市はフロリダ半島の西海岸にあり、コバルト色の海と広く長い砂浜がマッチしたとてもきれいな風景の都市です。冬でも暖かく雨が少ないので「サンシャイン・シティ」と呼ばれています。また、病院や運動施設などがたくさんあり、福祉施設も充実しているので、多くの人たちのあこがれの地になっています。今日の給食のセルフスラッピージョーは、アメリカでよく食べられている料理で、サンドウイッチの一種です。たまねぎやにんじん、ピーマンなどの野菜とひき肉をトマトソースで煮こんだ具材をパンにはさんで食べる料理です。セルフスラッピージョーを、上手にはさんで食べましょう。


今日の給食は、香川県の郷土料理です。「いりこめし」は瀬戸内海でとれる煮干しと、米、季節の野菜を、しょうゆで味付けして、炊き込んだものです。昔から、手早くできるおもてなし料理として、突然お客さんが来たときには「いりこめし」を炊いたと言われています。「まんばのけんちゃん」は、香川県特有の野菜「まんば」を、豆腐や油揚げといっしょに炒めて煮たもので、野菜をたっぷり食べることができ、かぜの予防にもなります。香川県の東側では「まんばのけんちゃん」と呼ばれていますが、西側では、まんばのことを「ひゃっか」、けんちゃんのことを雪の花と書いて「雪花」と言い、同じ料理を「ひゃっかの雪花」と呼んでいます。同じ料理なのに香川県の西と東で違った呼び方をしているなんて、面白いですね。香川県の伝統的な郷土料理を味わいましょう。 香川県といえば、「うどん」を思い浮かべますね。うどんは、奈良時代に中国から伝わったと言われています。うどんにはかけうどん、かまあげうどん、ざるうどんなどいろいろな食べ方がありますが、しっぽくうどんは香川県の郷土料理の一つで、旬の野菜がたくさん入っている汁をゆでたうどんにかけて食べます。汁に入れる具は、家庭によって違いますが、給食のしっぽくうどんには、とり肉、てんぷら、油あげ、大根、にんじん、さといも、ねぎを入れています。栄養たっぷりで体も温まるしっぽくうどんを残さず食べましょう。







中国の南昌市は高松市の友好都市です。今日の給食には中国の料理を取り入れています。中国は5000年の食文化の歴史を持つ国です。国の面積がとても広く、地域によって気候に大きな差があり、その土地の気候や風土に合わせていろいろな料理が生まれ、受け継がれています。塩味が強く濃厚な味付けが特徴の北京料理、いろいろな食材を使う広東料理、魚介たっぷりの上海料理、辛さが特徴の四川料理などが有名です。ラーメン、餃子、マーボー豆腐、チンジャオロースーなどの中国の料理は日本の家庭でもよく食べられていますね。







今日は、香川県でとれた大根をそぼろにしています。今日の大根のように、地元でとれる産物を地場産物といいます。学校給食では、香川県でとれるの野菜・魚・果物などの地場産物を、できるだけ多く使うように心がけています。地場産物を使うと新鮮でおいしく、生産者が身近なため、その食材についての情報を早く知ることができ、安心して食べることができます。また、食べ物を運ぶための手間や時間、費用を節約できるなど、よいことがたくさんあります。地元の生産者の方からいた地場産物を、感謝していただきましょう。