月
火  水  木  金 
 

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麦ごはん
牛乳
さばのみそ煮
ほうれんそうのアーモンドあえ
けんちん汁
深川めし
牛乳
かんぴょうのあえ物
白玉雑煮

大根の卵とじ丼
牛乳
かたくちいわしのからあげ
チンゲンサイとたくあんのごまあえ

さといもごはん
牛乳
まんばのけんちゃん
うちこみ汁

ほうれん草は1年中出回っていますが、冬の時期にとれるほうれん草は甘みが増し、1年中で最も栄養があって一番おいしいといわれています。ほうれん草の主な産地は千葉県、埼玉県、群馬県です。ほうれん草は、色の濃い野菜のなかまで、病気から体を守るカロテン、かぜの予防に役立つビタミンC、貧血の予防に役立つ鉄分、骨をじょうぶにするカルシウムなどの栄養がたくさん含まれています。今日は、ほうれん草をアーモンドあえにしています。残さず食べましょう。










今日の献立は関東地方の料理で、東京都の郷土料理「深川めし」です。深川は、今の東京スカイツリーの近くにある地名で、江戸時代の終わりに栄えた漁師町の名前です。質の良い江戸前のあさりやカキ、海苔をとる漁師さんたちが大勢いました。「深川めし」は忙しい漁の合間に漁師さんが手早く作れた食事でした。もともとは、今日のような炊き込みごはんではなく、ざっくりと切ったねぎとあさりを、味噌で煮込んでごはんにかけたどんぶりめしでした。そこから、大工さんや職人さんもお弁当に入れて持っていけるものをと、炊き込みごはんが生まれました。給食では、風味をよくするために、しょうがやごぼう、油あげ、酒を加えて炊き込みごはんにしています。また彩りをよくするために、にんじんと枝豆も加えています。深川生まれの料理、よく味わいながら食べてくださいね。
新型コロナウイルスの世界的流行が収まるまで、私たちは感染防止のために、「せっけんでの手洗い」「マスク」「3密をさける」といった「新しい生活様式」で過ごすことが求められています。それと同時に、寒さや病気にまけないために、体の免疫力を高めることも大切です。まずは、エネルギー不足にならないようにするために、3食をしっかり食べましょう。そして、栄養バランスのよい食事に加え、発酵食品や食物繊維をしっかりとることが大切です。発酵食品には、納豆やヨーグルト、みそなどがあります。体によい働きをする腸内細菌の善玉菌を増やす力があり、食物繊維は善玉菌のえさになります。野菜や果物のほか、きのこ類や海藻類、豆類を意識して積極的に摂るようにしましょう。



今日の給食には、秋から冬にかけてとくにおいしい里いもを使っています。里いもは、地下の茎が大きくなったものを食べています。日本では大昔から食べてきた食材で、およそ1万年前の縄文時代の中ごろに、人々の住む里で栽培されるようになりました。それまで、山でとっていた「やまいも」と区別して、「里いも」と呼ばれるようになりました。昔からある食材なので、お正月の雑煮、お月見のお供えなど、いろいろな年中行事にもよく登場します。ぬるぬるとした粘り気があるのが特徴で、この粘り気には、食べ物が体の中で小さくなるのを助ける働きがあります。旬の味をよく味わって食べましょう。





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コッペパン
牛乳
オリーブ地鶏のフライドチキン
チョップドサラダ
コーンチャウダー
麦ごはん
牛乳
たこ入り煮込みおでん
食べて菜の香りあえ
みかん
年明け八菜うどん
牛乳
えび入り金時あげ
ゆでブロッコリー

麦ごはん あさりの佃煮
牛乳
高野豆腐の卵とじ
まんばのごまドレッシングあえ

冬野菜カレーライス
牛乳
アーモンドサラダ
小煮干し

今日は、アメリカの料理です。みなさんは、アメリカの料理というと「ステーキ」「ハンバーガー」「フライドチキン」などを思いうかべる人が多いのではないでしょうか。フライドチキンはアメリカ南部のほうでよく食べられるもので、日本で魚を一匹さばけるとすごいと思われるように、アメリカでは、鶏一羽を丸ごと買い、料理できるようになると自慢になるようです。今日の給食のフライドチキンは、香川県のブランド地鶏である、オリーブ地鶏のもも肉にコーンミールというとうもろこしを乾燥させて粒状にしたものを衣にして揚げています。また、給食に初登場のチョップドサラダは、最近アメリカのニューヨークで大人気のサラダです。具材をすべて「チョップする」つまり、たたくように切っています。すべての具材を細かく刻んであるため、スプーンやフォークですくって手軽に食べられることができます。アメリカの料理を味わって食べてくださいね。
「おでん」は日本の伝統料理のひとつで、全国どこの県でも食べられています。だしをしょうゆなどで味つけしたつゆに、大根やちくわ、こんにゃく、ゆで卵などいろいろなおでん種を入れて煮込んだ料理です。おでん種やつけだれの種類は地域や家庭によって違います。今日の給食の「おでん」は、いつもの味噌煮込みおでんではなく、だし汁仕立てのたこ入りおでんにしています。香川県は昔からたこ漁が盛んで、高松市の1人が1年間にたこを買う量は、全国4位ととても多いという結果がでています。最近では、新たな取り組みとして、まだこの養殖も進めています。瀬戸内海のおいしいまだこが入ったおでんを味わってください。








みなさんは、年明けうどんという名前を聞いたことがありますか。年明けうどんは、真っ白できれいなうどんに紅い食材を加えた紅白のめでたいうどんで、年の初めに食べ、その年の幸せを願うものです。紅い食材は人参やかまぼこ、えびなど何でもOKです。今日の給食のうどんは、「年明け八菜うどん」。「八菜」とは、8種類の野菜やきのこのことで、金時人参、白菜、しょうが、たまねぎ、大根、もやし、しいたけ、ねぎを使っています。給食の年明けうどんはたっぷりの野菜を使うので、おいしくてヘルシーです。みなさんもぜひお家で年明けうどんを作り、新年のお祝いをしてくださいね。









まんばは、高菜の一種で紫色をおびた大きな葉が特徴です。葉がある程度の大きさになると、外側の大きな葉から収穫していきますが、摘んでも摘んでも次々と新しい葉が出てきます。その様子から数の単位の百や千、万という意味で、高松から東の地域では「まんば」と呼ばれています。また、西の地域では、「ひゃっか」や「せんば」と呼び名が違っています。今日は、まんばをもやしや人参と手作りのごまドレッシングであえています。地元の野菜を味わって食べましょう。












冬野菜とは、冬にたくさんとれて、冬に一番おいしくなる野菜のことです。その野菜がたくさんとれて、おいしい時季のことを、「旬」といいます。旬の野菜を食べると、その季節にたくさんとりたい栄養がしっかりとれるようになっています。冬が旬の野菜は、体を温める働きをするものが多いので、寒くなりはじめた今の時季にしっかり食べましょう。また、冬野菜は寒い冬に野菜自身が凍らないようにするため、夏野菜に比べて水分が少なくなっています。そのぶん、甘味があっておいしいという特徴があります。今日の給食のカレーに入っている冬野菜は、大かぶ・れんこん・にんじんです。他にも、今月の給食には、大根・はくさい・まんば・ブロッコリー・太ねぎなどの冬野菜が登場します。冬野菜をしっかり食べて、自分の体を守るパワーを取り入れましょう。



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小型黒糖パン
牛乳
リゾット
讃岐さーもんのレモンソース
ブロッコリーとチーズのサラダ
麦ごはん
牛乳
煮しめ
食べて菜のゆず香あえ
田作り

コッペパン
牛乳
オリーブ牛のボルシチ
ポテトサラダ


麦ごはん
牛乳
いわしのかば焼き風
ブロッコリーのあえもの
冬野菜の沢煮椀
みかん
大豆ごはん
牛乳
大根のそぼろ煮
かぼちゃのみそ汁


「讃岐さーもん」という魚の名前を聞いたことがありますか? スーパーなどで売っているのを見たことがある人もいると思います。讃岐さーもんは、ニジマスを海水で育てたものです。この開発のきっかけは、2011年の東日本大震災です。地震により、東北沿岸のサーモン養殖漁場が大打撃を受けました。そのため、養殖前の卵からかえった赤ちゃんの魚を出荷できずに困っていました。そこで香川県の漁業関係者が応援しようと、卵からかえった赤ちゃんの魚を購入しました。2011年の冬に、県内初サーモンの養殖が始まり、3年間工夫を重ねて「讃岐さーもん」が生まれました。今日は「讃岐さーもん」に県産のレモンを使ったソースをかけています。おいしくいただきましょう。




正月に食べるおせち料理の「おせち」は、「お節句」という言葉が短くなったものです。「節句」というのは、1年の節目の日のことで、その日を祝うために神様に供えて食べたものが、おせち料理でした。おせち料理は、もともと正月だけのものではありませんでしたが、江戸時代にこの行事が一般の人々に広まると、一年の節目の日で一番大切な正月にふるまわれる料理が「おせち料理」と呼ばれるようになり、今に伝わっています。今日の給食に田作りが出ています。田作りといえば、正月に食べるおせち料理の定番ですね。小魚が田んぼの肥料になったことから「豊作になりますように」という意味が込められています。また、「煮しめ」は、さまざまな山の幸が、一つの鍋で一緒に煮られることから「家族が仲良く結ばれますように」との願いが込められています。料理の言われを知り、食べるとまた味わい深いですね。
今日の給食のボルシチは、ロシアの伝統的な料理です。ロシアは日本より北にある国なので、冬の寒さが厳しく、温かい煮込み料理をよく食べるようです。ロシアのボルシチは、ビーツという赤かぶを使った赤いスープです。この赤いスープに白くて少し酸味のあるサワークリームをかけて食べるのが一般的です。日本ではビーツが手に入りにくいため、給食では普通の白いかぶを使い、スープの赤い色はトマトを使って出しています。また、今日のボルシチの牛肉は香川県のオリーブ牛を使用しています。オリーブ牛とは、オリーブオイルをしぼったあとの果実を与えて育てた牛です。とろけるような味わいのオリーブ牛を使ったボルシチを食べて、寒さに負けない体をつくりましょう。




ブロッコリーは、植物の花のつぼみと茎を食べる野菜です。日本には、明治のはじめごろに伝えられ、その形から「緑花野菜」とよばれていました。ブロッコリーには美容やかぜ予防によいとされるビタミンCと、病気から体を守るカロテンやビタミンEがたくさん含まれています。今日は香川県産のブロッコリーのあえ物です。しっかり食べて、かぜを予防しましょう。














12月21日は冬至です。冬至の日には、かぼちゃを食べる習慣があります。昔は、冬至の頃になると秋野菜の収穫も終わり、食べ物がとても少なくなりました。かぼちゃは夏にとれますが、保存が利くので、「元気に冬がすごせますように」との願いを込めてとっておいたかぼちゃを貴重な栄養源として食べたのです。また、冬至に「ん」のつくものを食べると「運」が呼び込めるといわれました。今日の給食では、「だいこん」「こんにゃく」「なんきん(かぼちゃ)」「にんじん」などがそうですね。残さず食べて本格的な冬にそなえましょう。









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今日は写真はありません。




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コッペパン
牛乳
白菜のクリーム煮
ひじき入り根菜サラダ
キウイフルーツ
中華風炊き込みごはん
牛乳
ビーフンサラダ
ロメインレタスと卵のスープ
ミックスナッツ

梅ちりごはん
牛乳
鶏肉とギョーザの具だくさんスープ
国分寺町産野菜のあえもの

麦ごはん
牛乳
焼き豆腐のみそそぼろ煮
かみかみあえ

 
今日のデザートは、「キウイフルーツ」です。名前を香緑といい、香川県の西の方と私たちが住んでいる高松市でたくさん収穫されています。キウイフルーツには雄花と雌花があり、先に咲いた雄花から花粉をとって、雌花が咲いたときに1個1個、人の手で雌花に花粉をつけます。また、4月から6月には、大きい実を残すために、いらない新芽を取ったり、小さなつぼみや実を取り除いたりする作業を行います。さらに、雨によって病気がうつらないように、6月から7月の暑い中、1つ1つの実にていねいに袋かけもします。1個のキウイフルーツが食べられるようになるまでには、たくさんの手間と苦労とお世話があります。感謝して味わいましょう。
今日のサラダには細長い麺、ビーフンが使われています。ビーフンは米からできている食べ物です。ビーフンは米の粉で作っためんで、中国南部や台湾で多く食べられています。日本と同様、中国南部や東南アジアなどでは雨が多く、米の栽培に適しています。そのため、炊いた米や、米の粉から作っためん類などが多く食べられています。肉や野菜と炒め合わせた焼きビーフンや、スープに入れた汁ビーフンなど、食べ方もいろいろとあります。給食ではスープに入れることはありましたが、サラダは初めてですね。お味はいかがですか?



今日は、地域の食材を使った「ふるさと給食」です。今日の給食に使っている、白菜、食べて菜、金時にんじん、太ねぎ、しいたけ、大根は、地元の農家の方が大切に育て、みなさんのために収穫して持ってきてくださった野菜です。どの野菜も採れたてなので新鮮でおいしく、安心して食べることができます。鶏肉とギョーザの具だくさんスープ、そしてあえものに、たっぷり野菜を使っています。新鮮な野菜には、カゼなどの病気を予防してくれる栄養が含まれています。 ふるさと給食を感謝してよく味わいながら、健康のためにも残さず食べてくださいね。



新型コロナウイルスの感染予防には手洗いが大切だと言われています。みなさんは本当に正しい手洗いができているのでしょうか?正しい手洗いは、石けんをつけて30秒洗います。ウイルスは、水で洗っただけ、石けんで5秒くらい洗っただけでは落ちません。水が冷たくなってきていますが、冬こそしっかりこまめに石けんで30秒手を洗いましょう。また、手を洗ったあとは、清潔なハンカチでふきましょう。