7月のこんだて

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 火  水  木  金





コッペパン
牛乳
ささみのコーンフレークフライ
ゆで野菜
ミネストローネ

たこめし
牛乳
和風ドレッシングあえ
月菜汁
かしわ餅

麦ごはん
牛乳
豆あじの南蛮漬け
夏野菜のあえ物
ふしめん汁
七夕ゼリー
みなさんは、きちんと手を洗えていますか。はしやスプーンが付いていても、今日のようにパンをちぎるなど、素手で食べ物に触れることもあります。食中毒を起こす原因となるばい菌は、たくさんの種類があり、運動場の土の中や、ろうか、階段など、いろいろな場所にいます。私たちは体育の時間や休み時間などに、知らない間に手やつめの中にたくさんのばい菌をつけてしまいます。そのため、手をきれいに洗わずに食事をすると、食べ物といっしょに手に付いたばい菌も、体に取り入れてしまうことになります。食中毒を起こさないためには、ばい菌をきちんと洗いながすように石けんを使ってきれいに手を洗うようにしましょう。










みなさん、半夏生という言葉を聞いたことはありますか?半夏生とは、夏至から数えて11日目のことで、今年は7月1日でした。今は、田植えの時期は早まっていますが、昔の田植えはちょうどこの時期でした。半夏生までに田植えが終わらないと、秋の実りが遅れて、半分しか収穫できないと言われていたので、農家にとっては大事な節目の日でした。この日までに田植えを終え、体を休めていたそうです。香川県の農村では半夏生に田んぼに植えた稲の苗が、タコの足のように大地にしっかり根付き、豊作になるようにとの願いから、タコを食べる習慣があります。また、収穫した小麦を使ってだんごを作り、たっぷりとあんこをまぶしたものを「半夏のはげだんご」といい、それを食べる習慣もあります。そこで今日は、たこめしが給食に出ていますね。また、5月1日のこどもの日にちなんだ献立に出る予定だったかしわもちが、今日の給食に出ています。半夏のはげだんごとは異なりますが、自然の恵みに感謝して給食を食べましょう。 もうすぐ、七夕ですね。七夕は、中国や日本に伝わる昔話が組み合わさってできた星のお祭りです。7月7日は、天の川によって離ればなれになった織り姫と彦星が、1年に1度だけ会うことができる日といわれており、竹に七夕飾りや願い事を書いた短冊をかざり、お祝いします。今日の給食では、すまし汁の中に天の川に見立てたふしめんと星形のかまぼこを入れて、七夕のお祝いをしています。七夕の日には、きれいな星が見えるといいですね。



















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小型コッペパン
牛乳
海の幸スパゲティ
ひじきと野菜のサラダ
ミニトマト
麦ごはん
牛乳
ホイコーロー
中華サラダ
冷凍みかん
コッペパン
牛乳
鶏肉のラタトゥイユかけ
ゆで枝豆
野菜スープ
とりめし
牛乳
切り干し大根のあえ物
だご汁

ビビンバ
牛乳
もち麦入りサムゲタン風スープ


貝のなかまのあさりは、赤色のグループの食べ物で、体をつくるもとになります。同じ赤色のグループの食べ物の肉と比べると脂肪分がとても少なく、生活習慣病の予防につながります。また、あさりには血液をつくる鉄分が多く含まれています。鉄分が不足すると、頭が痛くなったり、すぐ疲れやすくなったりします。どんどん体が大きく成長するにつれて体の中の血液の量も増えるため、成長期には鉄分を多くとる必要があります。今日は海の幸スパゲティにあさりが入っていますね。残さず食べて、元気よく過ごしましょう。









今日は高松市の友好都市である中国の南昌市にちなんだ中華料理の献立です。高松市と南昌市は、1990年に友好都市として交流が始まり、今年で30周年を迎えます。南昌市は、中国の大都市の一つで、歴史的な建物と高層ビルなどの近代的な建物が立ち並ぶ街並みが特徴的です。また、南昌市の気候は日本とよく似ていて、夏はとても蒸し暑いそうです。今日の給食のホイコーローは中国の四川料理の1つです。豚肉とキャベツ、長ねぎなどをいためて、豆板醤や甜麺醤という調味料で甘辛く味付けをします。給食では、甜麺醤のかわりに赤みそで味付けをしています。その他にもマーボー豆腐、ラーメン、ぎょうざなどの中国の料理は日本の家庭でもよく食べられていますね。よく味わって食べてください。 夏が旬の野菜といえば、みなさんはどんな野菜を思い浮かべますか。きゅうり・なす・オクラ・トマト・アスパラガス・とうもろこし・ピーマン・ズッキーニ・枝豆・かぼちゃなど、たくさんありますね。太陽の光をたくさんあびた夏の野菜はビタミン類がたくさんとれるので、夏バテを予防してくれます。今日はとり肉のラタトゥイユかけがありますね。ラタトゥイユはフランスの料理で、夏野菜をいため、トマトを加えて煮込んだものです。今日のとり肉のラタトゥイユかけには、なす、ズッキーニ、トマト、そして枝豆の4つの夏野菜を取り入れています。残さず食べましょう。







今日は九州地方の郷土料理や特産物を取り入れた献立です。海に囲まれて温暖な気候である九州は、稲作や豚、鶏、牛の飼育が盛んです。その中でも、鶏肉を使った料理がたくさんあります。今日の「とりめし」は大分県の郷土料理です。昔から行事があると収穫されたごぼうや米、それに鶏肉をそれぞれが持ち寄り、その場で炊いて食べていたそうです。「だご汁」は九州各地の郷土料理で小麦粉を練ってちぎった平たい団子が入っています。団子を「だご」と呼ぶことから「だご汁」の名で親しまれています。また、あえものに使っている切り干し大根の生産量は、宮崎県が全国一位です。千切りにした大根を、冬の寒さの中で日光にあてて干します。そうすることで生の大根よりもカルシウム、鉄、ビタミンB1、B2などの栄養が多くなります。九州で昔から食べられてきた料理や食材を味わって食べましょう。 今日は、海をへだてて一番近い隣の国、韓国の食文化についてお話しします。韓国の料理といえばキムチ、焼肉、ナムル、チゲなどが有名ですが、みなさんは、サムゲタンという料理を知っていますか?サムゲタンとは、若どりを1羽まるごと使ったスープで、若どりのお腹に高麗人参やもち米、にんにくなどをつめて煮込んだものです。肉は柔らかく、とりのうま味が出たスープは、食欲のないときも食べやすく、夏のスタミナメニューとして定番だそうです。今日は、サムゲタンを給食用にアレンジした「もち麦のサムゲタン風スープ」があります。給食には初登場のスープです。味はいかがですか?残さず食べて、夏の暑さを乗り切りましょう。




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丸形コッペパン
牛乳
魚のレモンソースマリネ
野菜サラダ
コーンスープ

ごはん
牛乳
高野豆腐のうま煮
おひたし
あさりの佃煮
みかんジュース
スラッピージョー(コッペパン)
牛乳
コールスローサラダ
コンソメスープ


夏野菜カレーライス
牛乳
豚肉とごぼうの煮物
アーモンドあえ



菜ちりめんごはん
牛乳
豚肉とごぼうの煮物
アーモンドあえ


レモンといえばビタミンCがたっぷり含まれていることで有名ですね。ビタミンCには風邪を予防したり、肌をきれいにしたりする働きがあります。レモン丸ごと1個で1日に必要なビタミンCのほとんどをとることができます。また、レモンの酸味は疲れをとる働きがあります。そのままではすっぱくて、たくさん食べられませんが、はちみつ漬けにしたり、今日の給食のようにソースに加えたりすると、たくさん食べることができますね。今日の給食には1月ごろに収穫した香川県産のレモン果汁を冷凍したものを使っています。さわやかな味と香りを楽しんで食べましょう。











みなさんは、毎日のくらしの中から出るごみについて、考えたことがありますか?おかしの包み紙やジュースのペットボトル、空き缶、食品が入っていた袋や野菜の切れ端、肉や魚のトレイ、残した料理など。他にもまだまだあります。ごみの量や種類は、昔と比べてすいぶん多くなっていて、新しい処理施設が必要となったり、埋め立て処分する場所が少なくなったりと、大きな問題になっています。高松市では、「燃やせるごみ」「燃やせないごみ」「プラスチックごみ」「紙・布」などに分別して、ごみを出すことになっていますね。ごみや資源は、処理する方法や施設がそれぞれ違うため、分別することが大切です。みんながごみをきちんと分けて出すことで、生活環境を守ったり、ごみを集める人の助けになったり、そしてリサイクルにも役立ちます。また、埋め立て処分場を長持ちさせることにもつながります。給食にはデザートの容器や、個包装の袋、ストローなどのごみが出ますね。食べ終わったらきちんと分別して、片付けましょう。 みなさんは手を洗うとき、手のひらをこすり合わせるだけですませていませんか?じつは、指先や指の間、手首にも見えないばい菌やウイルスがついています。今日は、手洗いの方法を紹介します。まず、水を流しながら手を洗い、せっけんをつけてしっかり泡立てます。次に、手のひら、手の甲をこすり、指の間は、両手を組むようにしてこすり合わせて洗います。そして、親指や手首は、反対の手でねじるようにして洗います。また指先、爪の間は手のひらの上で指先をこするように洗います。さらに水でせっけんと汚れをしっかり洗い流します。最後に、清潔な乾いたハンカチで水分をきちんとふき取ります。正しい手洗いの習慣はばい菌やウイルスから体を守るために大切です。正しい方法を身につけ、すみずみまで、ていねいにいましょう。





今日は、地元の食材や郷土料理を見直す「ふるさとの食 再発見の日」です。今日の給食に使っているたまねぎ、ミニ冬瓜、なす、にんにく、きゅうりは、香川県で作られた野菜です。今日は、カレーライスについてお話しします。日本人に親しみのあるカレーですが、もともとはインドの料理でした。インドのカレーはいろいろなスパイスを組み合わせて作られ、さらっとしているのが特徴です。これがイギリスに渡り、カレー粉が作られ、小麦粉でとろみがつけられました。さらに、これが明治時代に日本に伝わり、「西洋料理なのに、ごはんといっしょに食べられる」料理として、大評判になりました。その後カレーは日本のごはんメニューの代表といえるほど多くの人に食べられるようになり、給食でも人気のメニューになっていますね。今日のカレーには、夏の野菜のかぼちゃ、なす、トマト、ミニ冬瓜、枝豆をたっぷりと入れています。残さずしっかり食べましょう。


みなさんはごはんが好きですか?米を炊いたものを「ごはん」といいますが、食事全体を指して「ごはん」ということもありますね。それは、米が大昔から日本人の食事の中心だったからです。米という字は、漢数字の「八十八」からつくられたといわれています。米ができるまでに88回もの手間がかかるという意味です。今は機械があるので、昔と比べると負担が減り、一つひとつの作業も早くできるようになりました。それでも、稲を育てて米を収穫するまでには、たくさんの手間がかかります。大切に育てられた米を大事に食べたいですね。今日は青菜とちりめんが入った菜ちりめんごはんです。一粒残さず、味わっていただきましょう。








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海の日






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スポーツの日






コッペパン
牛乳
ポークビーンズ
野菜とまぐろのソテー

コッペパン
牛乳
ウインナーと野菜のスープ煮
ゆでとうもろこし
いちごゼリー
麦ごはん ふりかけ
牛乳
さばのしょうが煮
具だくさんみそ汁

   
日本人は昔から大豆を食べる生活をしてきました。煮豆のように豆の形が残った状態だけでなく、大豆をおいしく、そしてたくさん食べられるように加工する工夫をしてきたのです。時代とともに加工技術が発達して、今ではみそ・しょうゆ・納豆・豆腐・油揚げ・きな粉などさまざまな加工品がつくられています。大豆は、体をつくるもとになるたんぱく質を多く含んでいます。ほかにも、食物せんいやミネラルの一つである鉄分などの栄養素も含まれていて、健康に過ごすためには欠かせない食品です。今日はポークビーンズに大豆が入っています。味わっていただきましょう。 給食には、大豆をはじめ、いんげん豆、レンズ豆など、献立やたくさん実っておいしい時の旬に合わせていろいろな豆が登場しますね。このほかにも外国にはいろいろな色や形、味の豆があり、世界中でたくさん食べられています。豆は体をつくる働きのある赤色のグループの食べ物でたんぱく質が肉や魚、卵と同じように多く含まれています。また、豆は骨を強くするカルシウムや生活習慣病を予防する食物せんいも多く、肉や魚にはないすごいパワーをもっています。今日はウインナーと野菜のスープ煮に、白いんげん豆が入っています。残さず食べて、じょうぶな体をつくりましょう。 「もったいない」という言葉がありますが、これは日本の言葉で、外国の言葉では表現できない単語の一つです。外国ではそのままアルファベットで「mottainai」と表しています。ノーベル平和賞を受賞したアフリカ・ケニアのワンガリ・マータイさんが「もったいない」という言葉に出会い、その意味に感動し、地球の環境を守るための合い言葉として世界中に広めました。今、世界の人々の9人に1人が、食べ物がなくてお腹をすかせているそうです。世界では、食べることができずに苦しむ人々がたくさんいます。私たちは毎日食事ができることに感謝の気持ちをもって食べなければいけませんね。    
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コッペパン マーマレード
牛乳
チキンのトマト煮込み
ゆで枝豆


ドライカレー
牛乳
パイナップル



コッペパン はちみつマーガリン
牛乳
肉だんごとビーフンのスープ
フルーツポンチ


豚キムチ丼
牛乳
トック入りわかめスープ
ぶどうゼリー


丸形コッペパン
牛乳
おからハンバーグ
スライスチーズ
トマトケチャップ
ミネストローネ
今日はマーマレードについてお話します。果物を砂糖と一緒に煮詰めたものがジャムですが、そのうち、オレンジなどのかんきつ類から作られたものがマーマレードです。マーマレードは皮ごと使われているので、皮のほろ苦さがあり、ジャムとはまた違った味わいです。今日のようにパンにつけたり、お菓子作りに使ったりするだけでなく、料理にも使うことができます。肉をやわらかくしたり、臭みを消したりする効果があります。風味豊かなマーマレードをパンにつけながら味わって食べてください。



みなさんは、パイナップルの名前の由来を知っていますか?パイナップルは実が松ぼっくりに似ていて、りんごのように甘いことから、英語で「松」という意味の「パイン」と、「りんご」という意味の「アップル」を組み合わせて、パイナップルという名前になったそうです。甘酸っぱいパイナップルはさっぱりとしていて、暑い時期にはぴったりの果物ですね。








みなさん、ビーフンは何から作られているか知っていますか? 実は私たちが普段食べている米から作られています。中国で生まれ、中国語では「米の粉」と書いてビーフンと読みます。小麦があまりとれず、米がたくさんとれる地域で米を使った麺が作られるようになったそうです。日本では、米を炊いてご飯として食べることが多いですが、私たちの周りを探してみると、米から作られる食べ物は、だんごやせんべいなどたくさんあります。他にもどんな食べ物があるのか、調べてみるのもおもしろいですね。



もやしは、シャキシャキとした歯ざわりのよい野菜で、あえ物や炒め物などによく使われます。日本では、緑豆やブラックマッペ、大豆で作ったもやしが主に生産されていて、料理や地域によって使い分けされています。もやしは土の畑ではなく、室内の光を通さない容器の中で育てます。ヒョロッとしたもやしですが、でんぷんや脂肪、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどの栄養素をバランスよく含んでいます。もやしは種が持っているもともとの栄養素に加えて、発芽・成長しながら、別の栄養素を作り出すというすごい野菜です。低カロリーで健康に役立つ、様々な栄養素を含んでいるヘルシーなもやしを残さずいただきましょう。 パンは、小麦粉を原料として作っています。給食のパン屋さんは、小麦粉、水、ショートニング、脱脂粉乳を混ぜてこね、夜中から発酵させてふくらませパンの生地を作ります。それを、パンの形にし、再度発酵させた後、当日の朝4時ごろから焼いてくれています。給食のパンはお店で売っているパンに比べると、砂糖や油を少なくして焼いているのでかためで、食品添加物が入っていないため日持ちがしません。また、小麦粉本来の味を感じられるような素朴な味で、おかずにもよく合います。いつも健康によいパンを焼いてくれているパン屋さんに感謝して、味わいながら食べましょう。