6月のこんだて

 月
 火  水  木  金


コッペパン
牛乳
シャーレン豆腐
ごぼうサラダ
ブルベリータルト
ドライカレー(ナン)
牛乳
コールスローサラダ
レタスのスープ
ぶどうゼリー
麦ごはん
牛乳
厚揚げとナスのみそ炒め
つみれ汁
みかんジュース
えびピラフ
牛乳
野菜サラダ
うずら卵のスープ
野菜マフィン
麦ごはん
牛乳
豚肉の梅みそ煮
粉ふきいも
けんちん汁
豆腐は大豆の加工食品で、昔から体によい長寿食として日本人に受け継がれてきました。白くてやわらかな食感とあっさりした味は、日本料理や中華料理だけでなく洋食にも合います。豆腐には、大豆のおいしさと栄養がギュッとつまっています。そして、大豆に含まれる栄養成分が消化・吸収しやすい形になっているという特徴があります。また、イソフラボンやリノール酸の働きにより、骨粗鬆症やがん、動脈硬化などの予防にも効果があります。今日はシャーレン豆腐です。えびと豆腐のうまみが合わさって、さらにおいしくなっています。豆腐の良さを見直し、おうちでも積極的に食べるようにしましょう。
ドライカレーは、ひき肉やみじん切りにした野菜を使った、汁気の少ないカレーです。外国から伝わったカレーをアレンジした、日本で考えられたカレーといわれています。カレーはインド料理の定番ですが、たくさんの香辛料が使われています。辛味を付ける、香りを付ける、色を付けるなど、香辛料にはさまざまな働きがあり、数種類の香辛料を組み合わせてカレーが作られています。また、胃の調子を整えたり、食欲を増進させたりする効果もあります。ドライカレーとナンを、味わっていただきましょう。



6月は食育月間です。食の大切さ、食べることはどういうことかを、みんなで考える1ヵ月です。私たちの心と体は毎日の食事で作られます。健康で育っていくためには、1日1日の食事が大切です。例えば、牛乳はなぜ毎日給食にでるのかな、いろいろな野菜が給食に毎日出てくるのはなぜだろう、よい姿勢で食べないといけないのはなぜだろう。これにはそれぞれ理由があり、その答えは給食の時間の放送をよく聞くとわかります。毎日の給食の放送をしっかり聞いて、自分の食生活を見直してください。



学校が再開となって、少しずつ元の学校生活に慣れてきましたか?まずは早寝・早起き・朝ごはんを心がけ心身の調子を整えていくことが大切です。また長い休みの間に不足しがちな野菜、きのこ、海藻、小魚などをしっかり食べることはできていましたか?今日の給食では、ピラフの中にたまねぎ、にんじん、枝豆、エリンギを、サラダにはもやし、にんじん、コーン、きゅうりを、スープの中にはたまねぎ、チンゲンサイ、にんじん、干ししいたけを使って、野菜やきのこがしっかりとれるように工夫しました。給食をしっかり食べ、家庭でもいろいろなものをバランスよく食べるようにしていきましょう。 今日は豚肉を梅干しとみそで味付けをしています。梅干しを使っているのが分かりますか?梅は、昔から日本の生活の身近にありました。梅にまつわることわざを1つ紹介します。それは、「梅はその日の難のがれ」です。朝、出かける前に梅干しを食べると、その日は悪いことが起こらないという説があります。そのため昔の旅人は、病気にかからない様に梅干しを薬として持っていました。実際に梅干しには、ばい菌を殺す力や疲れをとる働きがあります。みなさんも、豚肉の梅みそ煮の梅パワーを取り込んで、元気に過ごしましょう。


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コッペパン
牛乳
鶏肉と野菜のトマト煮
イタリアンサラダ
アーモンド入りチーズ
麦ごはん
牛乳
鶏肉のシークワーサーソース
ゴーヤチャンプルー
もずくスープ
コッペパン
牛乳
チリコンカーン
野菜としめじのソテー
冷凍みかん
大豆ごはん
牛乳
くきわかめのきんぴら
白玉みそ汁
味つけ小魚
牛丼
牛乳
切り干し大根のサラダ
ミックスナッツ

「トマトが赤くなると、医者が青くなる」ということわざにもあるように、トマトは緑色から赤色に成長するにつれて、赤色のもとになるリコピンという成分が増え、食物繊維やビタミンCなどの栄養も増えていきます。日光をたくさん浴びて育った真っ赤なトマトは、栄養たっぷりです。今日の給食は、栄養たっぷりのトマトを使った料理です。味わっていただきましょう。






今日の給食は、沖縄料理を取り入れています。沖縄県の人は、ゴーヤや海藻、豚肉、豆腐をよく食べます。このことが、沖縄県人の栄養バランスをよくして、長生きにつながっているといわれています。チャンプルーは、沖縄県の家庭料理で、豆腐とゴーヤなどの野菜を油で炒め、塩としょうゆで味付けしたものです。香川県のまんばのけんちゃんと少し似ていますね。とりのからあげには、甘酸っぱいシークワーサーソースをからめました。シークワーサーは、沖縄特産のかんきつで、果汁を飲み物や料理に使います。よく味わって食べましょう。

自分の食器の持ち方をチェックしてみましょう。おわんを持ったとき、親指を食器のふちにかけられていますか?人差し指、中指、薬指、小指をそろえて、食器の底を下から支えられていますか?正しい持ち方をすると、中身が熱くても食器を持って食べることができます。また、肩に力が入らず自然に正しい姿勢で食べられますね。次に、スプーンの持ち方はどうですか?スプーンの正しい持ち方は、手のひら全体でにぎりこまず、おはしを持つ時と同じように鉛筆の持ち方をすることです。食器を正しく持って、上手に食べることができるようにしましょう。

6月4日から10日は、歯と口の健康週間でしたね。わたしたちは、毎日、いろいろな食べ物をかんで食べています。ふだんあまり意識していない人も多いかもしれませんが、かむことは体にとって、とても大切なことです。よくかんで食べると、あごをじょうぶにして歯並びがよくなり、だ液がよく出てむし歯の予防になるといわれています。また、肥満を予防する、消化吸収をよくする、記憶力がよくなる、といった様々な効果があります。今日の給食に出ているくきわかめのきんぴらや味つけ小魚は、かみごたえがありますね。1口20回以上、よくかむことを意識して食べるようにしましょう。 今日の給食には、乾燥させた後、水でもどして使っている食べ物が二つ使われています。それは昆布と切り干し大根です。昆布は水につけてもどすと約2.5倍に、切り干し大根は約5.5倍に重さが増えるそうです。また、重さだけでなく、切り干し大根は、カルシウム、鉄分、ビタミンなどの栄養素が、生の時よりも数倍に増えるそうです。すごいですね。切り干し大根は、煮物にすることが多いですが、今日はきゅうり、にんじん、とうもろこし、昆布といっしょにサラダにしました。切り干し大根の香りや甘みを楽しんで食べましょう。

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ごはん あさりの佃煮
牛乳
厚あげとひじきのうま煮
ゆずの香りあえ
みかんジュース
麦ごはん ひじきのり
牛乳
かたくちいわしの南蛮漬け
アーモンドあえ
新じゃがいものみそ汁
コッペパン チョコ大豆クリーム
牛乳
金時豆のカレー煮
カラフルサラダ
パイナップル

ガーリックピラフ
牛乳
アスパラサラダ
トマトスープ
ヨーグルト
麦ごはん
牛乳
麻婆豆腐
野菜のあえ物
かえりアーモンド
きゅうりは細長い緑色の野菜です。暑い夏が旬で、トマトやなすなどといっしょに、夏野菜といわれています。水分も多く含まれるので、暑い時期にぴったりの食べ物です。きゅうりを収穫しないでそのまま大きく育てると、黄色になることから、黄色のうり、きゅうりと言葉がなまって、「きゅうり」という名前がつけられたそうです。水分たっぷりの夏野菜をしっかり食べて、暑い夏をのりきりましょう。









今日の南蛮漬けの材料となっている「かたくちいわし」は、いりこで有名な香川県の伊吹島でとれたものです。伊吹島周辺の海は、深さが20~30mと浅く、潮の流れも緩やかなため、ここに住む魚の骨や身はやわらかいといわれています。かたくちいわしは、身がやわらかい分、とても傷みやすいため、伊吹島では水揚げ後に時間をおかず、すぐに加工して鮮度を保つ工夫をしているそうです。給食でもよく使っている「いりこ」は、かたくちいわしをゆでて干したものですが、今日の給食では水揚げ後すぐに冷凍した「かたくちいわし」をから揚げにして南蛮漬けにしました。頭と内臓を取り除き食べやすくしたものを使っています。よくかんで残さず食べましょう。

じゃがいもは1570年ごろにオランダ人によってインドネシアのジャカルタから、始めて日本に渡ってきました。そのため、ジャカルタいもと名付けられ、「ジャガルタいも」「ジャガルイモ」・・・・と、だんだん短くなって「じゃがいも」という名前になったとも、言われています。今頃の時季にとれるじゃがいもを、「新じゃが」と呼びます。皮が薄いので、よく洗って皮ごと料理に使うこともできます。今日は、今が旬の新じゃがを、金時豆といっしょにカレー煮にしています。よく味わって食べましょう。





にんにくは青森県でたくさん栽培されていて、生産量は全国第1位ですが、香川県でもたくさん栽培されていて、トップ3に入っています。県内で最も多く生産されているのはこんぴらさんで有名な琴平町で、他にも善通寺市、観音寺市、さぬき市そして高松市でも生産されています。香川県産のにんにくは、実がびっしりと詰まっていて、肉厚で香りが豊かに広がるのが特徴です。外側の皮が数枚重なり、しっかり乾燥していて、丸くて重いものがおいしいにんにくです。皮をむいて、1かけずつにしたにんにくをラップに包み、冷凍保存することも出来ます。今日は、にんにくをピラフに使っています。にんにくが入ると、風味が増して料理がいっそうおいしくなります。よく味わって食べましょう。 みなさんは、カルシウムという言葉を聞いたことがありますか。カルシウムは骨や歯を作るもとになるものです。骨は私たちの体を支える働きがありますが、カルシウムを蓄えておく貯蔵庫の役割もあります。カルシウムをしっかりとっていないと骨に蓄えていたカルシウムが使われ、骨が弱くなってしまうため、毎日の食事でしっかりカルシウムをとる必要があります。今日の給食では牛乳のほかに、カルシウムが多く含まれているかえりがついています。かえりは、別名かたくちいわしと言います。いわしは「泳ぐカルシウム」と呼ばれるぐらい、カルシウムをたくさん含んでいます。よくかんで、残さずいただきましょう。


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わかめごはん
牛乳
豚肉とごぼうの煮物
きくらげのサラダ
チーズ

麦ごはん
牛乳
さばのしょうが煮
小松菜のあえ物
ミニトマト
さつまいものみそ汁
お茶パン
牛乳
鶏とレバーのナッツあげ
海藻サラダ
コンソメスープ

麦ごはん
牛乳
高野豆腐の卵とじ
和風ごまサラダ
みかんジュース

麦ごはん
牛乳
牛肉と野菜のうま煮
もろみきゅうり
小魚の甘酢煮

給食には毎日牛乳がついていますがなぜだと思いますか?それは、牛乳には成長期のみなさんには欠かせない、カルシウムがたっぷり含まれているからです。カルシウムは、骨や歯を強くします。骨の中のカルシウム量は年齢とともに変化し、20歳頃を最高に、あとは少しずつ減っていきます。みなさんは今、カルシウムを体に蓄えることができる大切な時期なのです。牛乳を1本飲むと、1日に必要なカルシウムの4分の1から3分の1の量をとることができます。ヨーグルトやチーズなどの乳製品にもカルシウムは多く含まれています。強い骨を作るために、給食がない日にも、牛乳や乳製品をしっかりとるよう心がけましょう。




伝統的な和食は、主食の米飯と汁物に、おかずを2から3種類組み合わせたもので、これを一汁二菜、または一汁三菜と呼びます。和食は、ご飯を中心として旬の海の幸や山の幸を多く取り入れて、栄養のバランスがよいのが特徴です。和食によく使われる野菜や大豆には、食物繊維が多く含まれていて、お腹の調子をよくしたり、肥満を予防したりと、体によいはたらきがあります。そして和食は、昆布や煮干し、削り節などからとっただしを、煮物や汁物などの料理に使うことで、うまみ豊かなおいしい料理になります。今日の給食は、和食の献立ですね。さつまいものみそ汁は、煮干しのだしをとって調理しています。味わって、食べましょう。



日本は、周りを海に囲まれているので、たくさんの種類の海藻を採ることができます。そのため、昔から海藻をいろいろなことに利用してきました。私たち人間が生きていくために、塩は欠かすことができません。大昔は、浜辺につんだ海藻に何度も海水を注いで乾かし、それを焼いて塩をとっていました。また海藻にはねばりのある成分が含まれるので、のりとして使われたり、畑の肥料として使われたりしていました。現在でも、薬を入れるカプセルや、プリンやゼリーなどの材料として使われています。海藻には昆布やひじき、わかめなど、種類がたくさんあり、ミネラルや食物繊維がたくさん含まれています。給食では、だしをとるために使ったり、サラダや汁物の具に使ったりしています。今日は「海藻サラダ」にしました。
乾物というのは、水分をぬき、乾燥させた食品のことです。乾燥させることによって、独特の風味が出ておいしくなり、保存期間がのびます。きのこ・山菜・野菜・いも・豆・ドライフルーツ・ナッツ・魚介類・海藻・茶・麩・乾麺・春雨・ふりかけ・香辛料など、乾物にはいろいろなものがあります。今日の給食には高野豆腐が使われています。高野豆腐は豆腐を凍らせて、低温熟成させた後に乾燥させた食品です。乾物はむかしの人の智恵がたくさんつまった食品です。しっかり食べましょう。








みなさんは、「もろみ」を知っていますか?もろみは、しょうゆや酒を作る時に、麦や大豆、米などが発酵したつぶつぶのものです。もろみみそは、しょうゆを作る時と同じような方法で、麦や大豆、米などを発酵させた「こうじ」を塩水につけ、熟成させて作ります。もろみには、良質なたんぱく質、ビタミンやミネラルなど多くの栄養素が含まれています。また、発酵食品なので、おなかにとってよい菌がたくさん含まれていて、おなかの働きを整えてくれます。きゅうりにつけたり、ごはんにのせたりして、おいしくいただきましょう。





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キムチごはん
牛乳
ナムル
トック入りわかめスープ
冷凍みかん
中華丼
牛乳
ししゃものからあげ
もやしのサラダ


キムチは、朝鮮半島で生まれた漬け物です。最初、キムチは、野菜を塩漬けにしていたものでした。今のように、とうがらしが用いられるようになったのは、比較的最近のことです。キムチ作りに欠かせない、とうがらしのから味成分である「カプサイシン」には、食欲増進の効果や食物の消化を助ける働きがあります。とうがらしをはじめ、こしょう、サフラン、ターメリック、シナモン、ウコンなどを香辛料といいます。とてもたくさんの種類があり、おもに辛みや香り、色をつけたり、肉や魚の臭みを消したりするために使います。日本料理の代表的な香辛料には辛子やわさび、山椒などがありますね。外国の料理にはさらに多くの香辛料が使われているので、調べてみるともおもしろいですよ。

みなさんは休みの日の昼ごはんにどのようなものを食べていますか?パン、うどんやラーメン、どんぶりものなど主食だけの食事になっていませんか?主食だけの食事では栄養のバランスが偏ってしまいます。栄養のバランスをよくするためには、不足しがちな野菜やきのこを使ったおかずを取り入れることが大切です。今日は、中華どんぶりですね。中華どんぶりにはいろいろな種類の野菜が入っていますが、それだけでは1食分に必要な野菜が足りません。そこで、今日の給食では、サラダをそえて栄養のバランスをよくしています。また、どんぶりものは、あまりかまなくても食べられるので、かみごたえのあるししゃもをつけています。休みの日も給食を参考にして、バランスのよい昼ごはんを心がけましょう。