5月のこんだて

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中華風炊き込みおこわ
牛乳
野菜と昆布のあえ物サラダ
中華スープ
ミックスナッツ
ハヤシライス
牛乳
野菜サラダ
小煮干し
コッペパン
牛乳
さごしのレモンソース
アスパラガスのサラダ
コンソメスープ
麦ごはん
牛乳
厚あげの甘酢煮
ごまあえ
ヨーグルト
親子どんぶり
牛乳
かんぴょうのあえもの
お茶ビーンズ

私たちは、食事をすることで、命を保ったり、活動したり、成長したりするために必要な成分をとり入れています。この成分のことを栄養素と言います。栄養素の働きは、大きく分けて3つあります。1つめは体のエネルギーになる働き、2つめは筋肉や血液、骨や歯など体をつくる働き、3つめは病気にかかりにくくするなど体の調子を整える働きです。3つの働きをする栄養素を含む食品をまんべんなくとることで、栄養のバランスがとれます。そのため、毎日の給食は、この3つの働きをする食品をいろいろ組み合わせて使っているのです。じょうぶな体をつくり元気に活動するために、栄養のことを考え、すききらいせずに食べましょう。

ハヤシライスには、とろりとしたとろみがついていますが、このとろみは、小麦粉をじっくり炒めて作ったルウのとろみです。給食では、カレーライスやシチューも小麦粉をていねいに炒めて作ったルウを使っています。小麦粉はいろいろな料理に使われます。天ぷらやフライの衣の他に、うどんやスパゲッティ等のめん類、パン、お好み焼きやたこ焼き、ギョウザや春巻きなどの皮、ケーキやクッキーなどのお菓子など、小麦粉からいろいろなものが作られています。香川県では、うどん用の小麦粉「さぬきの夢2009」が栽培されています。この小麦の収穫は、5月の終わりから6月の始めくらいでちょうど今の時期です。畑で実っている小麦を見た人もいるかもしれませんね。
みなさんは、新たまねぎという言葉を聞いたことがありますか。たまねぎは、1年中いろいろなメニューに使われていますが、たまねぎを収穫するのは今の時期です。一般的なたまねぎは、日持ちをよくするために収穫してから1か月ほど乾燥させて出荷したものですが、新たまねぎは掘り出してからすぐに出荷される、色が白くてみずみずしいたまねぎです。辛みが少なく、食べやすいのが特徴です。今日は、コンソメスープに使っています。じっくりと炒めてたまねぎのうまみや甘味がよく出ていると思います。旬の新たまねぎの入ったスープを味わってください。





はしの使い方にはたくさんのマナーがあり、してはいけないはしの使い方を「きらいばし」と言います。たとえば、二本のはしをわしづかみにして食事に使う「にぎりばし」、料理にはしを突きさして食べる「さしばし」、はしで食器を叩いて音を立てる「たたきばし」、遠くの食器を手元に引き寄せるためにはしを使う「寄せばし」、どの料理を口にしようかと迷い、料理の上であれこれとはしを動かす「迷いばし」、はしをなめる「ねぶりばし」などです。はしは食べ物の命を私たちの命につなげてくれる大切なものです。正しいマナーを身につけ、気持ちのいい食事をしましょう。



今日のあえものに入っているかんぴょうは、ユウガオという植物の実をひも状にさいて乾燥させたもので、栃木県で日本全国の8割くらいを栽培しています。カルシウム、カリウム、リン、鉄分などの栄養素がバランスよく含まれています。特に、食物繊維が多く含まれ、腸の掃除をする働きがあります。かんぴょうは、おすしの具や、昆布巻きなどのひもに用いるのが一般的ですが、炒め物や和え物に入れてもおいしく食べられます。歯ごたえ満点のかんぴょうを、味わっていただきましょう。