研究全体の構想

一人学び
 心の安定と学ぶ意欲が高まった上で,第2に,基礎学力・学習意欲を高める日常活動を重視しました。これを本校では「一人学び」と呼んでいます。「一人学び」の手だてとして4つの重要な実践を行っています。
 1つ目は,漢字・算数の力などの基礎学力を定着させる「チャレンジテスト」です。火曜日の朝の活動を活用し,児童に是非身につけさせたい漢字や算数の内容をテストしています。80点以上を合格とし,達成できなかった児童は再度挑戦させ合格をめざします。
 2つ目は,めあてを持って取り組む児童を育てる「がんばりカード」です。このがんばリカードには1年間を3期に分けて児童がめあてを自分で決めて記入し,それぞれの期に2回ずつ振り返るようにしています。めあての項目は「休み時間の過ごし方」「書く」「話す」「聞く」です。これらの項目は学習習慣の確立と伝え合う力の基本となる内容です。児童の自己評価力の向上も期待しています。
 3つ目は,音読の力を育てるための「花小ポエム」です。児童に親しんでほしい詩や古典を厳選してつくりました。朝の会や全校集会などの教育活動,家庭学習などで活用しています。人前で堂々と音読したり,暗唱したりすることで,日本語の言葉のリズムに親しめるようになってきました。
 4つ目は,家庭と学校をつなぐ家庭学習の手引き「レッツスタディ」です。児童が連絡帳にこれを毎日はさみ,帰宅後はこれを見ながら規則正しく生活するように指導しています。また,裏面には自主勉強に自分で取り組んでいけるように,その仕方を学年に応じて書いています。学年やクラス・児童に応じて自主勉強ノートを工夫して使い,家庭学習の定着を図っています。