いぼ神さんの言い伝え
この平たい石は、かまくらさんという力持
ちの大男が、津内山から運んできたといわ
れています。
昔、顔一面にいぼができた女の人が、自
分の顔のみにくさを悲しんで、古川に身を
投げようとしていました。
その時にあらわれたおぼうさんが、
「お題目をとなえながら、この平たい石のく
ぼみにたまった水を、いぼにつけると、い
ぼは、きえますよ。」
と、言ったそうです。
女の人が、教えてくれた通りにしてみる
と、たちまち、いぼがきえて、きれいになっ
たそうです。
それ以来、この平たい石をいぼ神さんと
よぶようになったそうです。
くぼみにたまった水をつけるときは、人に
見られないようにするそうです。そうしない
と、いぼはきえないそうです。