入所者のOさんが学校に来てくれました!!

Oさんは『故郷』という本を自分で出されて,学校にもくださいました。

その本に誕生日が2月4日ということが載っていたのでわたしたちはバースデーカードを作ってプレゼントしました。

Oさんは川柳もたくさん作っています。2月中にはその本も出されるそうです。

わたる君はこのごろ川柳に夢中です。たくさん作った川柳をOさんに見ていただきました。

わたる君はもうすぐ卒業です。卒業式での別れの言葉で川柳を言いたいのでそれを選んでもらいました。

Oさんは大島会館(青松園の施設)でするわたしたちの行事には必ず来てくれます。

でも学校まで来てくれるのはおよそ5年ぶりです。

Oさんは最後に  「学校に来るたびに勇気がもらえるのよ」と言ってくれました。

2006.2.1

わたしたちのバースデーカードを手にとって涙をながして喜んでくれました。

ぼくはOさんのカードに「島にあう フキタンポポの 花言葉」という川柳を書きました。

フキタンポポの花言葉は「公平な裁き」だからハンセン病にあうのでこの川柳を作りました。花言葉はOさんの本で知りました。「すばらしいね。昂生君に負けたわ。なによりもわたしの本を読んでくれてたことがうれしいわ。」と言ってくれまた。(昂生)

Oさんに川柳をほめられてもっともっと作りたくなしました。(渡)

「こんなカードをもらえるなんて思いもしなかった」という言葉を聞いてうれしかったです。(陽七海)

Oさんのなみだを見て,カードをあげてよかったと思った。(きょうたろう)

Oさんとこんなにゆっくりと話したのは初めてです。とても楽しい時間を過ごしました。

わたしたちはまた1歩,Oさんと心が近づいた気持ちになりました。