本校の児童による大島(大島青松園とその周辺)の案内活動のことである。

 本校では総合的な学習として、ハンセン病や大島青松園、大島の環境や歴史について児童が調べたり、直接聞き取りをしたりしている。
 それら学習した成果を島の外に発信しようと、4年前から案内活動に取り組んでいる。
 案内活動をすることで、
「みんなに大島と青松園についてもっと知ってもらおう」
「ハンセン病について正しい理解をしてもらおう」
「入所者の方々の生き様から学んだことを知ってもらおう」

「自ら改善点、問題点を発見し、向上していこう」

という目的がある。
 
 始めた頃はなかなか上手に案内できずに、たくさん練習し、たくさん修正し、少しずつ進めていった。上級生から下級生に、身をもって教え継いで、現在ようやく基盤が完成したところである。
 小学生から大人の方まで幅広く相手にすることは、児童にとっては大変良い社会経験になっている。また、山の学校、他県の学校と、これまた幅広く利用していただき、児童にとっては毎回貴重な学校交流になっている。

 夏休みでも案内活動は行われ、暑さに負けずに元気一杯に案内している。


会社概要:創設6年目。現在社員4名。
       助っ人(先生・卒業生・転出生)