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 平成29年度 授業力向上研修会

  平成30年1月5日(金)に高松市総合教育センターで、教員の授業力向上のための研修会を行いました。午前に小学5年外国語・中学1年国語担当教員を対象に、午後に小学6年外国語・中学1年数学担当教員を対象に行い、2会場で総勢156名が参加しました。

 本研修会に向け、6月より5~7回にわたり、現場でミドルリーダーとして活躍している教員12名を中心に学習指導案・教材を作成し、当日、代表者4名が模擬授業を実施しました。
 小学校5・6年の外国語活動では、次年度からの先行実施に向けて、市内5・6年生の全教室に配備する電子黒板を用いて、デジタル教材の有効な活用法を模擬授業で紹介しました。
 中学校国語と数学では、主に「知識・技能を習得する場面」と「思考・判断・表現する場面」をいかに効果的なに設定するかという点について協議しました。また、模擬授業では、受講者が児童生徒役になることで、子どもの思考の流れを意識した授業づくりを行う大切さを再確認しました。

研修会後、「来年度からの先行実施に対して不安が大きかったが、研修で具体的な目標やそれを達成するための方法を教えていただけたので、少し見通しが持てた(小学校5年外国語)」「模擬授業形式だと、実際にどのように「書く」活動を取り入れたら良いかや、実際の活動内容の具体が分かり、すぐに実践に生かせる部分もあって良かった(小学校6年外国語)」「古典の授業は講話になりやすいので、対話をふまえた授業を提案していただき、これからの授業に生かしていきたいと思った(中学校国語)」「研修推進委員の先生方にご苦労いただき、とても楽しく論証のスタートの授業ができるアイデアをいただきました。証明が苦になることが多いので、そういうイメージをもたせず入っていけるよう、今後も考えていきたいです(中学校数学)」といった感想が寄せられました。