教育経営方針


    平成28年度 教育目標及び教育方針

                                                                 高松市立高松第一小学校
                                                                 高松市立高松第一中学校

1 校 訓     自立・友愛・創造

2 教育目標    夢に向かってたくましく挑戦する意欲をもった人づくり

3 めざす子ども像・めざす教師像

  義務教育の9年間を、従来の6・3制のよさと、T期(小1〜4)、U期(小5・6,中1)、V期(中2・3)による4・3・2制のよさとを融合した教育の推進

学年

自 立

(たくましい子)

友 愛

(やさしい子)

創 造

(かんがえる子)

T期

1〜小4

めあてをもって、進んで学ぶ子

自分や友だちを大切にする子

感じ、考え、はたらく子

U期

5〜中1

自ら考え、目標に向かってがんばりぬく子

互いのよさを認め合い、ともに伸びる子

地域に学び、社会の一員として行動する子

V期

2・中3

自らの夢の実現に向けて、たくましく挑戦する生徒

自他を大切にし、共に高め合う心豊かな生徒

より豊かな社会の実現に向けて、貢献する生徒

                                    

めざす教師像

・やさしさと厳しさをもち、子どもとともに成長する教師

・情と熱をもって、子どもに寄り添いながら支援する教師

・子どものよさを伸ばし、子どもとともに夢を語り合う教師

・自ら研修に努め、子ども・保護者・地域に信頼される教師

4 小中一貫教育の基本方針

 (1)義務教育9年間を見通した学習活動

 (2)地域に根ざした特色ある教育活動の積極的な展開

 (3)小学校と中学校の子どもの継続的・効果的な交流

 (4)教師の特性や専門性を生かした指導

 (5)一貫した生徒指導・進路指導、特別支援教育などの推進

5 本年度の重点目標

  「無理なく・長続きする」そして、「教育的効果や価値の高い」小中一貫教育となるよう、

 継続的に進化改善を検討し、高松第一学園の教育活動を安定・充実させる。

 ―互いに認め合い支え合うなかまづくり、学級づくり、学校づくりを通した、自己有用感の育成―

 【行動目標】

  現在進行形でよりよいものをみんなで創り上げ、焦点化・具体化・可視化された成果を出す。
  

 【重点事項】

  ○ 開校5年間の教育実践の成果や反省を生かしながら、すべての教育活動を通して、なかまづく
  り・
学級づくり・学校づくりの進化改善を図り、自己有用感の育成・向上に努める。

  ○ 義務教育年間を見通して、基礎・基本の確実な習得を図るとともに、自ら学ぶ意欲を育てる
  学習の場の設定や指導方法の工夫、学習習慣の定着によって、確かな学力の向上を図る。

  ○ 一校一運動や部活動の充実と継続した取り組みにより、子どもの体力の向上を図る。

  ○ 小中一貫教育校として担っている責務への自覚と使命感をもちつつ、資質向上を図るために、
   教職員の研修を充実させる。


  ○ 保護者や地域との連携をより確かなものとして、信頼される学校づくりに努める。

6 目標達成のための努力事項

(1)確かな学力の向上

   ・ 個に応じた、わかる授業の実践による基礎・基本の定着(少人数指導・TT等の工夫)

   ・ 義務教育9年間を見通した、連続性・継続性・系統性のある学習指導の展開・充実

   ・ 学ぶ意欲と活用能力の向上、言語活動の充実をめざした学習指導の推進

   ・ 補充的な学習指導の充実と家庭学習の習慣化(放課後や長期休業等の活用、日々の適切な課題提示)

(2)思いやりの心とたくましい身体の育成

   ・ 命あるものを大切にし、他への思いやりの心を育てる教育活動の推進

   ・ 体力つくりの活動の充実、部活動への積極的な参加

   ・ 子ども一人一人が目標をもち、自ら考え、判断し、実践する多様な場の設定

(3)小中一貫教育校としての小中連携の一層の強化 

   ・ 小・中のそれぞれのよさや特色を理解し合い、尊重し合った教育活動や相互乗り入れ授業の実践

   ・ 効果的で、無理なく長続きする異学年交流等の一層の推進・充実

   ・ 小中一貫教育の成果や課題についての継続的な検証と、それにもとづく工夫・改善

(4)教育体制の充実・強化

   ・ 報告・連絡・相談の充実と協働体制の確立(ティームワークの強化)

   ・ 教育計画に沿った実践と、継続的な見直しによる工夫・改善(PDCAサイクルの機能化)

   ・ 現職教育の充実と、教育専門職としての自覚・使命感・資質の向上

(5)子ども理解に基づいた生徒指導の充実

   ・ 子どもや保護者との信頼関係を基盤とした生徒指導の推進

   ・ 基本的生活習慣の徹底(教職員の共通理解・共通行動による発達段階に応じた習慣化の徹底)

(6)人権・同和教育の充実

   ・ 互いに認め合い支え合うなかま・学級・学校づくりの推進(児童・生徒会活動の活性化)

   ・ 子ども・教職員全員による人権尊重の視点に立った教育活動の推進(教師の人権感覚の向上)

(7)特別支援教育の充実

   ・ 障がいについての正しい理解と、個に応じた特別支援教育における小中連携の推進

  ・ 第1学年から第9学年までの連続性と一貫性のある特別支援教育の一層の充実

   ・ 共通理解によって全教職員が関わる特別支援教育の推進
   

(8)地域に根ざした教育活動の推進による開かれた信頼される学校づくり

   ・ 地域行事やボランティア活動等への子ども及び教職員の積極的な参加・協力

   ・ 保護者や地域への積極的な情報発信による学校・家庭・地域との連携強化